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新橋演舞場「芸術祭十月花形歌舞伎」が開幕!出演者が意気込みを語りました

 

新橋演舞場芸術祭十月花形歌舞伎が開幕!出演者が意気込みを語りました

▲ 左から、片岡愛之助、中村獅童、市川亀治郎、市川笑也、市川右近

 10月2日(日)に初日を迎えた新橋演舞場「芸術祭十月花形歌舞伎」
 夜の部では、猿之助四十八撰の内『通し狂言 當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)』を上演します。市川猿之助が平成22年に制定した「猿之助四十八撰」のひとつであり、その中でも高い人気を誇る『當世流小栗判官』。小栗判官と照手姫の天馬に乗っての宙乗りなど、スピード・スペクタクル・ストーリーという「3S」を活かした見どころ満載の作品です。
 今回は伯父猿之助が演じてきた判官、浪七、お駒の三役に初挑戦する市川亀治郎をはじめ、片岡愛之助、中村獅童、市川右近、市川笑也といった花形が揃う豪華な顔ぶれでの上演!初日の舞台を終え、出演者が意気込みを語りました。

市川亀治郎
 歌舞伎座の建替え期間中、歌舞伎の本拠地となる新橋演舞場で、この花形のメンバーで公演初日を無事むかえる事ができて、今はホッとしています。実は舞台稽古で、獅童さんの『江戸ッ子繁昌記』、愛之助さんの『義賢最期』、右近さん、笑也さんの『京人形』、そして、『當世流小栗判官』・・・朝の4時半までかかりました(笑)。猿之助の伯父からは、上演時間を短くするようにとアドバイスをいただき、昼の部は4時前に、夜の部は9時前に終えるようにしています。花形メンバーの揃う魅力的な舞台を、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っています。

片岡愛之助
 澤瀉屋さん(三代目猿之助)の舞台は何度も拝見しております。『當世流小栗判官』では、残念ながらここにいるメンバーの方と、あまり絡みはないのですが、澤瀉屋さんが創り上げ、それを亀治郎さんが引き継ぐ舞台は、私も観ていてとても嬉しく、出演させていただけることを有難く思っています。

中村獅童
 子役の頃、猿之助のおじ様の舞台によく出演させていただき、舞台裏で亀治郎さんと一緒に遊んだり追いかけっこをした楽しい思い出がたくさんあります。亀治郎さんが挑んだ「猿之助四十八撰」の『金幣猿島郡』『加賀見山再岩藤』でもご一緒させていただいており、今回も自分のことのように嬉しく思っています。

市川右近
 「猿之助四十八撰」のなかでも、この『當世流小栗判官』はとても再演率の高いお芝居です。本日もお客様に、大変喜んでいただき、お芝居として凄く良くできているんだな、ということを改めて感じています。亀治郎さんをはじめ、みなさんが活躍される舞台で、私もその彩りの1つになりたいなと思っております。

市川笑也
 久々の朝の4時半までの舞台稽古で、けっこう体にきましたね(笑)。師匠猿之助の創ったお芝居が、若い方に引き継がれて、何度も繰り返し上演されることで、作品も古典になると思います。今回の舞台も、素晴らしい可能性を見せていただいたようで、とても感無量でございます。

 また、終演後の舞台上で、市川猿之助も出席し「シンデレラ賞」の表彰式が行われ、『當世流小栗判官』で照手姫を勤める市川笑也に賞状とガラスの靴が贈られました。「シンデレラ賞」は今回の上演にあわせ設けられた特別賞で、市川笑也は『當世流小栗判官』に昭和58年の初演から出演し、最初は「馬の脚」を勤め、平成5年より照手姫を勤めるようになり、その研鑽に対しての表彰となりました。

新橋演舞場芸術祭十月花形歌舞伎が開幕!出演者が意気込みを語りました

▲ シンデレラ賞表彰式(右より)亀治郎、猿之助、笑也、右近

 市川猿之助は「"馬の脚からお姫様"というカボチャの馬車もびっくりのシンデレラとなったあなたが、このたび亀治郎版小栗判官でも2世代にわたり照手姫を演じることを心より嬉しく思います。衰えることのない透明感溢れる美貌は、まさに"奇跡の52歳"と言っても過言ではありません」とお祝いの言葉を贈りました。

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2011年10月03日

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