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染五郎とMLB選手が「歌舞伎座ギャラリー」で日米交流

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左より、ジェリー・ブレビンス投手、市川染五郎、ヘクター・サンティアゴ投手

 
 


 11月16日(日)、歌舞伎座ギャラリーを日米野球で来日中のMLB選手たちが訪問、市川染五郎が選手らに歌舞伎を紹介しました。

 歌舞伎座ギャラリーを訪れたのは、「2014SUZUKI日米野球」のために来日中のロサンゼルス・エンゼルスのヘクター・サンティアゴ投手と、ワシントン・ナショナルズのジェリー・ブレビンス投手。幕見席から歌舞伎座の舞台を見たり、写真スタジオで歌舞伎座来場記念写真を撮ったりした後、歌舞伎座ギャラリーにやって来た二人を、『寿式三番叟』の舞台を終えたばかりの染五郎が出迎えました。

染五郎とMLB選手が「歌舞伎座ギャラリー」で日米交流

メジャーリーガーからストレートの握り方を直伝してもらう染五郎

 前日にノーヒットノーランで負けを喫したチームの二人を迎えるとあって、「ご機嫌が心配だった」ともらした染五郎ですが、「テレビで試合を拝見しているとものすごいパワーが感じられますが、こうしてお会いしてみると穏やかな方だなと」、初対面から和やかな雰囲気で交流が始まりました。

 ギャラリーに展示された『連獅子』の衣裳や鬘の説明をしたり、実際に長胴太鼓を打ってみせながら、「歌舞伎はアナログで、声はマイクを通さず、音楽や演じることはもちろん、道具を動かすのも、すべて“生”でやっているのが特徴です」と、染五郎は歌舞伎のライブ感を強調。野球と同じく歌舞伎も体幹、体の中心をとても大切にしていること、スポーツトレーナーに体のケアをしてもらうことなど、野球との共通点を交えながら歌舞伎の紹介をしました。

染五郎とMLB選手が「歌舞伎座ギャラリー」で日米交流

「小さい頃からドラムを叩いていたので」と、リズム感のよさを見せたブレビンス選手

 染五郎の見本にならって長胴太鼓を叩いた二人には会場から拍手が起こり、染五郎も「リズム感がいいですね、びっくりしました」と感心しきり。

 ブレビンス選手は幕見席から見た歌舞伎の感想を聞かれ、言葉の壁はあっても「動きや声量から感じるものがあった」と語り、サンティアゴ選手は染五郎から土産品として弁慶の舞台写真をもらったとき、「僕も化粧をさせられるのかと思い、そうしたら役になりきろうと考えていた」とのこと。二人には初めて触れた日本の伝統文化「歌舞伎」に、おおいに興味をもってもらえたようです。

 来場の記念として手拭いにサインをしてプレゼントした染五郎には、両選手から「MLB選手を代表して感謝の気持ちとともに」サインをしたボールが贈られました。「札幌以外のすべてのドーム球場でマウンドに上がっている」と言う染五郎は、MLBの始球式もぜひと夢を語り、最後は、MLB公式マスコット代表として選手と一緒に来日したアストロズのオービットも、一緒に記念写真に納まりました。

染五郎とMLB選手が「歌舞伎座ギャラリー」で日米交流

MLB公式マスコット代表のオービットも一緒に

 「試合では、メジャーリーグのパワーとレベルの高さを見せつけていただきたい。そしてこれが、日本に触れ、感じてもらえる貴重な時間になったならと思います」と、今後の試合に向けてのエールを送った染五郎。歌舞伎座ギャラリーにとっても、現在開催中の企画展のテーマ、「歌舞伎ファンを世界に」につながる貴重なイベントとなりました。

2014年11月17日

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