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【16日更新】ラスベガス「Koi Tsukami “Fight with a Carp”」映像公開

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 8月14日(金)夜[日本時間 15日(土)13時15分]に初日を迎えた、「Panasonic presents KABUKI Spectacle at FOUNTAINS OF BELLAGIO Koi-Tsukami “Fight with a Carp”」の映像が公開されました。

 夜9時15分(日本時間15日13時15分)、ベラージオの噴水で「Koi-Tsukami “Fight with a Carp”」の上演が始まりました。会場のスクリーンに書かれた「鯉つかみ 市川染五郎 噴水にて立廻り相勤め申し候」の文字が、いっそう期待を大きくさせます。

「Kabuki Spectacle」ラスベガスで歌舞伎、遂に開幕!【8月16日映像更新】

「KABUKI Spectacle」bird's eye view(俯瞰映像)


 ベラージオの広大な噴水池を春の琵琶湖に見立て、そこにしつらえられたステージに2艘の舟が近づいていきます。滝窓志賀之助(染五郎)と小桜姫(米吉)、恋に落ちた二人の背景にある巨大スクリーンでは、春から秋へと季節の移り変わりが色鮮やかに描き出されます。若衆と姫の恋の行方がしっとりとした踊りで表されますが、ふと月影を見た志賀之助は、姫が鯉の化生であることに気づきます。

 姫は許嫁を人間に殺された恨みを持つ緋鯉でした。恨みを晴らさんと志賀之助に襲い掛かる姫は鯉に姿を変え、湖へ。噴水がつくり出す巨大なスクリーンいっぱいに、水しぶきを上げながら暴れ回る鯉のスピーディーでダイナミックな動きとともに、ステージ上では志賀之助が琵琶湖の鯉たちを相手に大立廻りを見せます。さらに、鯉を追って湖に入った志賀之助の立廻りは、まるで水上で人間と鯉が戦っているかのよう…。

 精も根も尽き果てる壮絶な戦いの末、志賀之助は鯉の頂点に立ち、琵琶湖の水柱ならぬ、ベラージオの噴水が高らかに勝利をうたいあげます。日本の歌舞伎の美が、最先端の技術により美しく鮮やかに展開され、踊る噴水もまた、日本の伝統音楽に合わせて振付されました。クライマックスでは、俳優の演技、音楽、映像、噴水の動きが見事に掛け合い、高めあって、圧倒的なスケールで観客を魅了しました。

 ラスベガスで初めての歌舞伎は、歌舞伎と、日米の歌舞伎以外のジャンル ――映像制作、投射技術、噴水の動き等―― とが、この噴水の場で初めての出会いを果たし、見事に組み合わされて、壮大なスペクタクルとなりました。そしてそれが、世界中からの観光客がひしめくベラージオの噴水で行われたことで、広く歌舞伎を世界に発信することにもなりました。

染五郎、初日後インタビュー

「Panasonic presents KABUKI Spectacle at FOUNTAINS OF BELLAGIO Koi-Tsukami “Fight with a Carp”」公演詳細はこちら

Premiere of Panasonic presents「KABUKI Spectacle」at Fountains of Bellagio

2015年08月15日

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