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壱太郎が大阪文化祭賞奨励賞を受賞

壱太郎が大阪文化祭賞奨励賞を受賞

 奨励賞受賞の中村壱太郎と鍵田剛大阪市副市長

 2月24日(水)、大阪市内にて、「平成27年度大阪文化祭賞」贈呈式が行われ、中村壱太郎が大阪文化祭賞奨励賞を受賞しました。

 大阪文化祭賞は、大阪府下で行われる全公演から特に優れたものを顕彰することで、芸術文化活動の奨励および普及を図るなど、大阪の文化振興の機運の醸成を目的として創設された賞で、今年、52回目を数えます。

 

 壱太郎は伝統芸能・邦舞・邦楽の部門で、将来が期待される公演に贈られる奨励賞を受賞。評価の主な対象となったのは、父、四代目中村鴈治郎襲名披露の「松竹大歌舞伎 東コース」(大阪公演は7月20日岸和田市立浪切ホール)で上演された、『引窓』のお早です。

 

 贈賞理由は、「前身が遊女という色香を身にまといつつ、夫と姑の心中を思いやり、その狭間で苦悩する女房を細やかに表現。義太夫狂言らしい濃厚な味わいもにじませ、上方歌舞伎の女方として目覚ましい成長を見せた。また、『連獅子』の仔獅子、『四の切』の静御前(ともに大阪松竹座「二月大歌舞伎」)など、瑞々しさが際立つ舞台であったことも評価したい」と、発表されました。

 贈呈式で壱太郎は、「この度、大阪文化祭賞を受賞させていただきましたこと、誠にうれしく思っております。昨年は、父、鴈治郎の襲名披露の年で、12カ月歌舞伎に出演していました。とりわけ『引窓』のお早は印象深く、祖父、坂田藤十郎や共演者の皆様のご指導のおかげで勤め上げることができたと、感謝の気持ちでいっぱいです。今回の受賞を糧に、こののちとも、上方文化、伝統芸能の発展に貢献できますよう精進してまいります」と、喜びと感謝のご挨拶をしました。

2016年02月24日

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