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勘九郎、七之助「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベント

勘九郎、七之助「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベント

 

 

 5月29日(日)、長野県松本市内で、中村勘九郎、中村七之助と、来年2月に歌舞伎座で初舞台を踏む波野七緒八、波野哲之が、その記念に行う「二人桃太郎記念 田んぼアート」の田植えイベントを行いました。

勘九郎、七之助「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベント

 麦秋ののどかな風景が広がる松本市島内地区の田んぼには、鏡獅子と「日本一」の幟とともに描かれた二人の桃太郎の下絵が浮かび上がっていました。来年2月歌舞伎座「二月大歌舞伎」の『門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)』で、勘九郎の長男の七緒八が三代目中村勘太郎、二男の哲之は二代目中村長三郎を名のっての初舞台が予定されています。それを記念して「田んぼアート」田植えイベントが行われました。

 

 四人は、地元ボランティアとともに田植え作業を開始。水の入った田土に足が吸い込まれ、勘九郎は思わず「気持ちいい!」と、先陣を切って苗を植え付けました。七緒八も次々と指示された場所に苗を植え、まだまだ小さい哲之は慣れない足元の土に戸惑っていた様子でした。

 勘九郎は、「父が愛した松本のこの美しい地に、桃太郎と鏡獅子、子どもたちの初舞台と父が、田んぼになっています。心が震えるほど感動しています」と、田植えに集まった皆さんを前に挨拶。感極まって言葉を詰まらせる場面もありました。

 

 七之助も松本との縁の深さに思いを馳せ、「松本の皆様がこんなことをしてくださった…。一生、ご恩に報いるために、二人は厳しい修業もしなければならないけれども、皆様の温もりを忘れず、芸道に精進してもらいたい」と、あらためて感謝しました。プロジェクトリーダーの俳優の永島敏行氏も、田植えイベントに参加してくださった地元の方々に感謝し、「勘三郎さんになにかお返ししたいという皆さんのお気持ちで、ここまで来ました。勘三郎さんも今日、空から見てくれたんじゃないかと思います」と語ると、会場に大きな拍手が起きました。

 

勘九郎、七之助「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベント

 勘九郎に「2月になんていうお名前になるの」と問われ、七緒八が「かんたろう」とはっきり言い、哲之も「ちょうざぶろう」と答えると、皆さんのイベントの疲れも一気に吹き飛んだ様子。「舞台に立ってお客様に芸をお見せすることは、生半可なことではないので、稽古を重ねていい初舞台を迎えられたらいいなと思います」と語った勘九郎は、ありがたいことだけれど父親としては「心配しかない」と、本音も明かしました。

 

 最後に七之助が、「これからは可愛いだけでは通用しない。厳しいことも言いますが、こうして祝っていただいたことに感謝して頑張っていい俳優になってもらいたい。いいスタートダッシュが切れました」と、幼い二人を見守るように温かな眼差しを向け、田植えイベントは無事終了しました。

 

勘九郎、七之助「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベント

2016年05月30日

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