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歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日開幕

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日開幕

 

 8月9日(火)、歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」が初日の幕を開けました。

 第一部の幕開きは、金太郎の誕生秘話を描いた『嫗山姥(こもちやまんば)』です。実在した名女方をモデルに、長ぜりふを巧みに駆使する「しゃべり」芸がみどころの物語を、扇雀の荻野屋八重桐、橋之助の煙草屋源七実は坂田蔵人時行でご覧いただきます。

 

 続いて、二人の駕籠舁(かごかき)をはじめとする江戸の市井の人々を生き生きと描いた『権三と助十』です。お馴染み大岡越前守の名裁きを素材として、権三を獅童、助十を染五郎が勤め、二人の住む長屋の大家、六郎兵衛の彌十郎と権三女房おかんの七之助を巻き込んで、江戸っ子の気質を存分に楽しめる物語が展開されます。

 第二部では、上演のたびに新たな形で生まれ変わり続ける『東海道中膝栗毛』が、今回も新しい趣向を取り入れて登場。染五郎の弥次郎兵衛、猿之助の喜多八が、空間を飛び越えてさまざまな騒動を起こす姿に、客席は、拍手と笑いに包まれました。

 

 第二部の切は、橋之助、扇雀、彌十郎、勘九郎、七之助らによる『紅翫(べにかん)』です。当時の風俗を織り込んだ華やかな踊りの後、人々の人気を集める紅翫が現れて面白おかしく踊ります。江戸の雰囲気に満ちた楽しい舞踊で、江戸の街頭の様子を感じることのできる一幕です。

 第三部は、松羽目物の大曲『土蜘』で幕を開けます。10月・11月の襲名を控え、橋之助の名前で最後に勤めることになるこの舞台には、扇雀の侍女胡蝶、獅童の平井左衛門尉保昌、七之助の源頼光、猿之助の番卒太郎、勘九郎の番卒次郎らが出演し、さらに橋之助の息子で同じく襲名を控えた国生、宗生、宜生の三人も、四天王として名を連ねます。

 

 『廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)』は、笑福亭鶴瓶の新作落語をもとにつくられた新作歌舞伎です。堅物の田舎侍と吉原の全盛の花魁を勘九郎、七之助が勤め、扇雀と彌十郎らによる心温まる物語をたっぷりとお見せします。

 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」は、8月28日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹にて販売中です。

2016年08月10日

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