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白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

 御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベント

 

 

 3月29日(木)、御園座で「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントが行われ、襲名披露する二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎が登場しました。

 「御園座はこの街に生まれ、この街で育ち、5年ぶりにやっと戻ってくることができました。末永いご愛顧をお願いいたします」と、小笠原剛御園座会長が挨拶したように、開場を待ちわびる地元のファンの皆さんが早朝から詰めかけ、大賑わいで始まった記念イベント。童子車からくり人形囃子の実演、御園座盛り上げ隊 勝手連による「御園に開く芸の華」と題した舞踊、名妓連名古屋甚句で、いっそうの盛り上がりを見せたところで、白鸚と幸四郎が登場しました。

 

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

 御園座へのお祝いとともに、「名古屋は桜が咲き誇っております。その桜の美しさに負けないように、私どもも4月1日から歌舞伎芝居をいたしたいと思います」と白鸚が話し始めたところで、階上から仮設舞台に向けて桜吹雪の演出。絶妙のタイミングに、「効果のよさも芸どころ名古屋でございます」と、白鸚もにっこり。さらに、「私は昭和26(1951)年、御園座さんに初お目見得させていただきまして、九代目松本幸四郎襲名披露も昭和57(1982)年にさせていただきました。60有余年のお付き合いで、御園座さんにはたいへんお世話になっております」と、御園座とのご縁を披露しました。

 

 「ご縁ある御園座、ご当地名古屋の皆さんの前で、新装なりました御園座柿葺落公演にて、親子ともども襲名させていただきますこと、これに勝る喜びはございません。『勧進帳』の弁慶ほか、口上などもございます。どうぞ、お誘いあわせのうえ、新装御園座さんにお出ましいただきますようお願いいたします」

 

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

 白鸚に続いて挨拶に立ったのは幸四郎。一昨年、金山で行われた「錦秋名古屋 顔見世」公演の千穐楽を思い出し、「それが染五郎としての御園座公演最後の舞台でございました。そして今年1月、父、私、倅、同時に三代で襲名披露興行をさせていただきまして、この御園座での初舞台を踏ませていただきます。幸四郎としても御園座初舞台でございます。御園座柿葺落公演の最初の公演でもございます。ぜひとも、皆様方に御園座をご贔屓に、歌舞伎をご贔屓にしていただけるよう勤めたいと思っております」。

 

 さらに幸四郎は、雲一つなく晴れ渡った青空をまぶしそうに仰いで、「名古屋に入りましたらいつの間にか桜が満開。桜は一瞬にして散ってしまいますが、我々の桜はずっと咲き続けるように、これから一所懸命勤めてまいりたいと思います」と語り、 お集まりの皆さんの大きな拍手と「高麗屋!」のかけ声を浴びました。

 

 御園座の新たな歴史の始まりを祝福し、高麗屋の襲名披露の成功を祈念して鏡開きを行ったあとは、松本一義御園通商店街振興組合理事長の音頭で三本締め。「一本目は御園座さんが大繁盛して東海一から日本一の劇場になっていただくことを祈念いたしまして。二本目は白鸚丈、幸四郎丈、高麗屋一門のますますのご繁盛を祈って。三本目は皆様のご健康とご健勝を祝しまして」、お集まりの皆さんと一緒に景気よく締めました。

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場
 

 

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

 「御園座 新劇場開場記念式典」 坂田藤十郎

 前日の28日(水)には、関係者列席のもと開場式として、「御園座 新劇場開場記念式典」が開かれました。一番太鼓と挨拶に続き、白鸚、幸四郎、雀右衛門が『寿式三番叟』を披露。公益社団法人日本俳優協会会長として藤十郎が挨拶に立ち、開場を寿ぎました。

 御園座「柿葺落四月大歌舞伎」幸四郎改め二代目松本白鸚 染五郎改め十代目松本幸四郎 襲名披露は、4月1日(日)から25日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹御園座ほかで販売中です。

 

白鸚、幸四郎が御園座「柿葺落四月大歌舞伎」記念イベントに登場

 「御園座 新劇場開場記念式典」『寿式三番叟』 左より、松本幸四郎、中村雀右衛門、松本白鸚

2018年03月30日

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