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『ワンピース』名古屋初演、御園座で開幕

『ワンピース』名古屋初演、御園座で開幕

 

 

 5月3日(木・祝)、御園座「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」が開幕、開演前に出演の市川猿之助、坂東巳之助、坂東新悟、尾上右近、中村隼人が意気込みを語りました。

名古屋で初めての『ワンピース』

 名古屋初上陸の麦わらの一味。はじめましてのお客様に向けて猿之助は、「歌舞伎ではケレンと言いますが、見た目の面白さがあって宙乗りや紙吹雪が散ったりします。そしてなにより、物語自体が絶大な人気のある『ワンピース』、大変わかりやすくなっていると思います。三幕全部、お客様を飽きさせないようにつくっております」。あとは、見てのお楽しみ、ぜひご来場をと呼びかけました。

 

 巳之助は先日、『NARUTO –ナルト-』の製作発表会見で猿之助から受けた、「『ワンピース』の高い山を乗り越えろ」のビデオメッセージにふれ、「当月の公演は、あまり山を高くしないように頑張りたいと思います」と茶目っ気たっぷりに宣言し、余裕を感じさせました。新悟は初参加で臨んだ昨秋からの公演もひと区切りということで、「全部の力を出し切って、新しい劇場に血と汗と涙がしみこむように頑張りたいと思います」と気合を見せました。

 

新しい御園座への期待

 劇場が新しくなって2カ月目。「これから歴史ある劇場に進化していく御園座を、盛り上げていけたらと思っております」と、心強いひと言は右近から。御園座での歌舞伎公演は初めてという隼人は、「このようにきれいな劇場で『ワンピース』の公演ができるのが本当にありがたい。皆様にはぜひ劇場で盛り上がっていただきたいと思います」と、声を弾ませました。

 

 新しい御園座は花道上の宙乗りに加え、斜め宙乗りの機能も装備。右近は稽古で、「天井が高く、広いなと。二階席が非常に近いので、新しい楽しみ方が生まれるのでは」との印象を持ったと言います。マルコの逆宙乗りについては隼人が、初めてご覧になるお客様は「ここから出てくるんだ、と意外性のある反応をしてくださるのがうれしい」そうで、新しい御園座のお客様が、どんなふうに喜んでくださるかに期待していました。

 

ダブルキャストでお楽しみも倍増

 先月の大阪松竹座からダブルキャストでの公演となり、御園座も4パターンの配役で上演されます。猿之助は、「同じ役を間近に見て勉強でき、切磋琢磨できる。もちろん、プレッシャーもありますが、お客様には何回も観る楽しみがあります。同じ役でも演者によって違ってきますから」と、出演者にも観客にもプラスになっていると語りました。

 

 さらに、『ワンピース』はどのキャラクターも魅力的で、やりたい役を聞かれれば、「全部やりたいでしょう。それは(原作者の)尾田栄一郎先生が、(一人ひとりを)大事に描いていらっしゃるから」と、原作の持つ力をあらためて称賛しました。今はルフィがいちばん好きになりましたと明かした猿之助は、「やはり舞台に出ると、お客様のパワーで回復が早い」と、『ワンピース』の公演に復帰して2カ月目の御園座の舞台へと、力強く踏み出しました。

 「御園座が開場して2カ月目。何もかも新しいですが、劇場がよくなるのも悪くなるのも人にかかっています。我々もお客様も、こぞって劇場が盛り上がるようにしていきましょう」と、猿之助。御園座新劇場開場記念「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」は5月27日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹御園座ほかで販売中です。

2018年05月04日

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