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令和4年度「大谷竹次郎賞」選考結果のお知らせ

 2022年12月13日(火)、第51回令和4年度 「大谷竹次郎賞」の選考結果が発表され、『赤穂義士外伝の内 荒川十太夫』が大谷竹次郎賞を受賞しました。

 「歌舞伎俳優によって上演された新作歌舞伎および新作舞踊劇を対象とし、娯楽性に富んだ優れた脚本」に対し、松竹株式会社、公益財団法人松竹大谷図書館が贈る「大谷竹次郎賞」。昭和47(1972)年より毎年、松竹株式会社創業者の一人で、新作歌舞伎の上演に尽力していた大谷竹次郎の誕生日にちなみ、12月中旬に発表しています。

 

 今回、大谷竹次郎賞を受賞した『赤穂義士外伝の内 荒川十太夫』は、10月に歌舞伎座で上演。歌舞伎でも馴染み深い忠臣蔵ものの講談を、竹柴潤一の脚本により新作歌舞伎として上演した演目です。俳優の個性を生かしながら登場人物をしっかりと描き、人間の情に訴えかけたまとまった作品として仕上げた点が評価されました。

2022/12/13