2023年5月2日（火）から開幕する歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部『若き日の信長』の特別ポスターが公開されました。

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　歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の昼の部では、十二世市川團十郎十年祭として、『若き日の信長』が上演されます。昭和27（1952）年に歌舞伎座で初演された本作は、当時の九代目市川海老蔵（十一世團十郎）のために、作家であり戯曲家でもあった大佛次郎が書き下ろしたもの。十一世、十二世團十郎が大切に演じ、当代の團十郎に受け継がれた、成田屋にとって大切な作品です。

　織田信長の青年時代の孤独や苦悩に焦点を当てたこの物語では、信長の人生の移り変わりと季節の移ろいが、巧みに重ね合わされて描かれています。このたび完成したポスターに用いられたのは、舞台の幕開きを飾る、美しい晩秋の夕暮れのワンシーン。遠くの山の稜線や紅葉した柿の木、そして柿の実を手に今にも何かを語り出しそうな信長の姿が、見る者に深い印象を与えます。

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　こちらの特別ポスターは、歌舞伎座ほかで掲示されます。ぜひご注目ください。歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」は5月2日（火）から27日（土）までの公演。チケットは4月14日（金）から、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で発売予定です。