2023年5月2日（火）から開幕する歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」夜の部『達陀』の特別ポスターが公開されました。

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　夜の部で上演される『達陀』では、尾上松緑が僧集慶を勤めます。昭和42（1967）年に初演された本作は、「お水取り」で知られる東大寺二月堂の修二会の行を題材に、松緑の祖父・二世尾上松緑によって創作された舞踊劇です。

　前半に集慶の煩悩の象徴として現れる青衣の女人との幻想的な“静”の場面と、後半に集慶と練行衆が披露する群舞の“動”、そのコントラストが心惹きつける、みどころ満載の作品です。クライマックスで、降り注ぐ火の粉を物ともせず集慶が大勢の練行衆とともに見せるダイナミックな群舞は圧巻。本興行では、平成22（2010）年以来の上演となります。

　このたび公開されたポスターに写し出されるのは、心の迷いを振り払った集慶が烈しい群舞を繰り広げるひと場面。舞台の熱気がポスターから飛び出してくるような、躍動感みなぎる1枚です。

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　こちらの特別ポスターは、歌舞伎座ほかで掲示されます。ぜひご注目ください。歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」は5月2日（火）から27日（土）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。