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大阪松竹座「節分豆まき」で福は内

大阪松竹座「節分豆まき」で鬼は外、福は内

▲ 左より、中村壱太郎、中村虎之介、上村吉弥、中村扇雀、中村鴈治郎、中村亀鶴、尾上右近、片岡愛之助

 

 2024年2月3日(土)、大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」で、「節分豆まき」が行われました。

 昼の部は、『源平布引滝』より「義賢最期」「竹生島遊覧」「実盛物語」を通しで上演しています。「実盛物語」終演後、中村鴈治郎、片岡愛之助、上村吉弥は役の扮装のまま舞台に登場し、中村扇雀、中村壱太郎、尾上右近、中村虎之介、中村亀鶴は紋付姿で登場。鴈治郎から「本日はご来場いただきありがとうございます。劇場に鬼はおりませんので福は内のご唱和をお願いします」のご挨拶とともに、鳴物がかかるなか舞台や花道から豆をまきました。

 

歌舞伎座で4年ぶりに「節分祭」の豆まき

左より、上村吉弥、尾上右近、片岡愛之助、中村鴈治郎、中村壱太郎、中村亀鶴

 

 

 夜の部の豆まきは、『新版色讀販(しんぱんうきなのよみうり)』「ちょいのせ」の終演後に行われ、鴈治郎、愛之助、壱太郎、右近、亀鶴、吉弥が役の扮装のまま舞台に登場。舞台の熱も冷めやらぬまま幕が開くと、客席からも歓声があがります。鴈治郎が「コロナ禍を経て、大阪松竹座も、そして歌舞伎座でも4年ぶりの節分豆まきの開催となります」とご挨拶すると、客席から拍手が起こりました。「福は内」のかけ声とともに、紅白幕を背に、賑々しく豆まきが行われました。

 大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」は、18日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2024/02/06