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染五郎、辰之助が語る、「ロンドン歌舞伎舞踊公演」
2027年1月30日(土)・31日(日)に、イギリス・ロンドンのサドラーズウェルズ劇場で行われる「ロンドン歌舞伎舞踊公演」について、出演する市川染五郎と尾上辰之助が思いを語りました。
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憧れの海外公演
初めての海外公演となる染五郎と辰之助。染五郎は、「同世代の辰之助さんとともに、歌舞伎の力を海外の方に発信できる機会をいただき大変ありがたいです。400年以上前に生まれ、その時代ごとの人々の文化や感覚、価値観を吸収しながら現在に至るのが歌舞伎です。日本人が長い間積み重ねてきたものを象徴する、鏡のようなものだと思っております。その日本独自の美しさを海外の方に知っていただくことはとても重要です。同時に、日本の方にももっと歌舞伎を知っていただきたいという思いがございます。国外に発信して終わりではなく、外から内に結果を残すことができたらうれしいです」と述べました。
辰之助は、「数々の新作歌舞伎やネット配信などにより国内外で歌舞伎がブームになっていますが、まだ実際にご覧になったことがないお客様も大勢いらっしゃると思います。歌舞伎という芸術は、実際に生で感じていただける雰囲気や空気感が魅力なので、そこを感じていただける海外公演はとてもありがたい機会です。この流れをブームだけで終わらせることなく、我々がまた次世代に繋いでいく。こうして代々繋がれていく芸術を、サドラーズウェルズ劇場にお越しの皆様に知っていただきたいです」と語りました。
上演されるのは、『藤娘』、『雪の石橋』、『男女道成寺』
染五郎は、本公演について、「前知識がなくても楽しめる、国内外の方が歌舞伎というとイメージされるようなビジュアルや、音楽の演目立て」と紹介。「その分、歌舞伎の様式美の力を借りながらも、役者自身の肉体表現としての美しさでお客様に感動していただかなければならないというハードルも感じております。きっちり歌舞伎の本質の部分の美しさを体現できるように準備を重ねていきたい」と意気込みます。
辰之助は「海外公演を行うにあたって、新作のような派手な演目立てにすることもできました。ですが、この演目で臨むのは、我々一同が古典の歌舞伎の力を信じているからです。素晴らしい芸術は、国籍や人種、世界を超越するものと思っています。歌舞伎に伝わる古典的な演目でどれだけのものを残していけるか、我々の挑戦でもあります。長く伝わる舞踊の力を試したいですし、ご覧いただきたいです」と言葉に力を込めました。
今後の目標について
世界的に成功したいという夢や野望があるかを尋ねられると、染五郎は「必ずしもそこが目標ではありません。ただ、自分を知っていただき、歌舞伎に足を運んでいただく入口になればと思いさまざまな挑戦をさせていただいております。そういった意味で、役者として求められるのであれば国内、国外に限らずいろいろな場で挑戦したいです」と真っ直ぐに話します。辰之助は「海外で成功するというゴールがあるとは一概には言えませんが、求められればどこにでも行き、お芝居をして、まずは求められる役者になること。役者は一生修行の身だと思っていますので、そういったゴールというものを定めずに修行していきたいです」と真摯に語りました。
約17年ぶりの英国での公演は、ロンドンのサドラーズウェルズ劇場で行われます。ダンスシアターとして世界的に名高い本劇場は、イギリスで初めて歌舞伎公演が行われた劇場です。歌舞伎ともゆかりのある劇場で、新たな一歩を踏み出す「ロンドン歌舞伎舞踊公演」に、どうぞご期待ください。
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サドラーズウェルズ劇場「ロンドン歌舞伎舞踊公演」は、2027年1月30日(土)・31日(日)の公演。チケット詳細は決まり次第、歌舞伎美人でもお知らせいたします。
