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「鬼は外、福は内」歌舞伎座で豆まき
2月3日・節分の日、歌舞伎座『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』で、昼の部終演後、中村富十郎、松本幸四郎、市川左團次、中村魁春など総勢27名の歌舞伎俳優が、舞台上から「豆まき」を行いました。
昼の部の幕が閉まり、再び幕が開けられた舞台上に総勢27名の歌舞伎俳優が黒の紋付姿で登場すると、客席から大きな歓声と拍手がまき起こりました。
中村富十郎の「皆様の新しい春をことほぎ追儺式を行います。」の発声に続いて舞台上に鬼が登場し、賑やかにお囃子が鳴り響くなか、大入袋に詰められた豆が俳優の手によって舞台、花道から客席にまかれました。
舞台から離れていて、なかなか届かないお客様のために、客席から歌舞伎座スタッフが豆まきをお手伝い。歌舞伎座ならではの春を呼ぶ華やかな節分に、お客様も大喜びの様子でした。
2007/02/07