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仁左衛門 太宰府天満宮で成功祈願~歌舞伎座さよなら公演御名残三月大歌舞伎

仁左衛門 太宰府天満宮で成功祈願

太宰府天満宮「飛梅」の前で

 歌舞伎座さよなら公演「御名残三月大歌舞伎」、十三代目片岡仁左衛門十七回忌 十四代目守田勘弥三十七回忌追善狂言『菅原伝授手習鑑 道明寺』で菅丞相を勤める片岡仁左衛門が太宰府天満宮を参拝し、公演の成功を祈願し舞台への想いを語りました。

 「歌舞伎座さよなら公演」が続いておりますが、この3月、4月はまさにそのファイナル公演です。その中で父の大親友で、私を息子のように可愛がってくださった喜の字屋のおじさん(十四代目勘弥)と、私の尊敬する父、十三代目仁左衛門の追善を一緒に行わせていただける事は、本当にありがたい事です。これも皆様のおかげ、菅公様のおかげ、ご先祖のおかげと大変感謝しております。

 菅丞相様を勤めさせていただくのは今回で四度目ですが、その度に太宰府天満宮様に祈願をさせていただいております。太宰府様の楼門をのぞんだとき、非常におこがましくはありますが、「ああ、帰ってきた」という思いがしてまいりました。そしてご祈祷をしていただき、改めて今、菅丞相様を勤めさせていただくということのありがたさをひしひしと感じています。

仁左衛門 太宰府天満宮で成功祈願

▲ 太宰府天満宮西高辻宮司と植樹した梅「紅千鳥」に絵馬を結ぶ仁左衛門。

2010/02/10