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明治座の初日に染五郎、亀治郎、勘太郎、七之助がご挨拶~明治座五月花形歌舞伎
明治6年に歌舞伎の芝居小屋として誕生した明治座。現在の劇場が新装開場する際には記念公演として2ヶ月連続で歌舞伎を上演するなど、歌舞伎とは縁の深い明治座で、5月3日(火・祝)16年ぶりの歌舞伎公演が開幕しました。「明治座五月花形歌舞伎」初日の舞台に先立ち、市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎、中村七之助が、劇場前に詰めかけた大勢のお客様の前で挨拶を行い、公演への意気込みを語りました。
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市川染五郎
朝早くからお集まりくださいまして、ありがとうございます。明治座には私も久しぶりに出演させていただきます。この明治座での歌舞伎公演が、もう一つの新たな拠点となりますように、精一杯盛り上げて参りたいと思っています。ぜひ応援の程宜しくお願いいたします。
市川亀治郎
おじの猿之助とも縁が深く、素晴らしい宙乗り設備のある明治座で本公演初めてとなる『四の切』(『義経千本桜 川連法眼館 』)。そして、この先も数多く勤めたいと願っている『四の切』の第一歩です。皆様お誘い合わせのうえ、ぜひお出かけ下さいませ。
中村勘太郎
16年ぶりにこの人形町・明治座に歌舞伎が帰って参りました。といっても、私はこの明治座に出演するのは初めてです。五月花形歌舞伎には、きっと歌舞伎を初めて観る方も大勢いらっしゃると思います。初めての明治座を皆さんと一緒に体験したいと思っています。
中村七之助
私は16年前に『重の井子別れ』の三吉で明治座に出演させていただきました。子役にしては大きくてちょっとかわいくなかったのですが、今回はちょっと大人になり、皆様にかわいらしい女方をお見せできればいいなと思っています。
2011/05/03