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芝のぶ「ナウシカ歌舞伎夜話」出演のお知らせ

　2月25日（火）、歌舞伎座ギャラリーで開催される、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング公開記念「ナウシカ歌舞伎夜話（かぶきやわ）」に、中村芝のぶが出演します。

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　昨年12月、新橋演舞場で大好評のうちに幕を閉じた、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』。宮崎駿によって描かれた原作漫画「風の谷のナウシカ」全7巻の壮大な物語の世界を、昼の部、夜の部通しの新作歌舞伎として上演するというかつてない試みは、発表と同時に大きな話題を巻き起こしました。

　公演チケットの入手が困難だったことから、より多くの皆様に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』の世界を楽しんでいただこうと、全国の映画館で前編、後編ともに、各1週間限定で上映される「ディレイビューイング」が決定しました。この期間限定の映画館上映を記念して、このたび、歌舞伎座ギャラリーでは「ナウシカ歌舞伎夜話」を開催。2月25日（火）には、第三弾として、『風の谷のナウシカ』で謎を秘めた庭の主（あるじ）を演じた芝のぶが登場します。

　芝のぶは、昭和63（1988）年、国立劇場第九期歌舞伎俳優研修を修了後、同年4月に歌舞伎座で初舞台を踏み、9月に七世中村芝翫に入門、初代中村芝のぶを名のります。女方として研鑽を積み、平成12（2000）年4月歌舞伎座で名題昇進。娘役や芸者、腰元を中心に、時代物から世話物、新歌舞伎に舞踊と幅広い役を演じてきました。昨年の歌舞伎座では、1月に福助を中心に成駒屋一門がそろった『吉例寿曽我』の局久須美や、9月『極付幡随長兵衛』の劇中劇「公平訪問諍」の御台柏の前を凛々しく勤めていたのが印象的です。今年1月には、市川笑野と自主公演「第二回梅笑會」を開催。『本朝廿四孝奥庭狐火の段』で、三姫に数えられる八重垣姫を華やかに優美に勤めました。

　新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』では、草花が咲き誇る美しい庭をおさめる謎の存在、庭の主を好演。端正な顔立ちの男の姿をしていたかと思えば、ナウシカの母親の姿を映し、ナウシカの心の隙に忍び寄り対峙するという難役で、優しい女の声でささやき、低い男の声でナウシカに迫りました。今回の歌舞伎夜話では、印象的だったエピソードや新作歌舞伎へのとり組み方、女方の芸についてなど、本作の脚本を担当した戸部和久が聞き手となり、話題が広がることでしょう。詳細は下記をご確認のうえ、どうぞお聞き逃しのないよう、お早めにお申込みください。

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ナウシカ歌舞伎夜話

―中村芝のぶ―

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■日時

2020年2月25日（火）18：30開演（18：15開場）

※約1時間30分を予定

■場所

歌舞伎座ギャラリー

（GINZA　KABUKIZA　歌舞伎座タワー5階）

■入場料

全席指定：3,000円（税込）