公演情報詳細
坂東玉三郎 御園座新春特別舞踊公演 |
当公演は終了いたしました。
2020年1月2日(木)~4日(土)
劇場:御園座
料金(税込)
- S席20,000円
- A席15,000円
- B席10,000円
※未就学児のお子様はご入場いただけません
演目と配役
一、お年賀 口上(こうじょう)
二、雪(ゆき)
三曲糸の調べ
三、阿古屋琴責(あこやことぜめ)
四、鐘ヶ岬(かねがみさき)
みどころ
一、お年賀 口上(こうじょう)
新年を寿ぎ、玉三郎が皆さまにご挨拶申しあげます。
二、雪(ゆき)
江戸中期の天明期に作られたとされる地唄の名曲で、大坂は南地のソセキという実在の芸妓をモデルにしたあわれで美しい女心をうたっています。
今は仏門に入った芸妓が雪の夜に一人寂しく恋人を待ち侘びた過日の思い出を回想します。
玉三郎がこよなく愛する地唄の名曲をご堪能いただきます。
三、三曲糸の調べ 阿古屋琴責(あこやことぜめ)
景清の子を身ごもっている「阿古屋」は身の潔白を晴らすため重忠の求めに応じて琴、三味線、胡弓の三絃を弾きます。すなわち心に偽りがあればその音は曇るからです。
琴、三味線、胡弓を実際に一人で演奏する至難の役。それぞれの演奏をご覧いただきます。
四、鐘ヶ岬(かねがみさき)
『鐘ヶ岬』は初世中村富十郎が上方で上演したときの曲が伝わったとされる地唄です。
釣鐘ごと安珍を焼き殺した清姫「安珍清姫伝説」の後日談の形を取り、桜の下で舞う女の詩情あふれる曲です。道成寺の世界を背景としながら、地唄舞ではそこに現れる女の執念や艶やかさなどさまざまな面を表現します。
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