公演情報詳細
坂東玉三郎 特別舞踊公演 | ||
中村鴈治郎 出演 |
当公演は終了いたしました。
2022年5月27日(金)~29日(日)
劇場:御園座
料金(税込)
- A席18,000円
- B席10,000円
- C席7,000円
演目と配役
一、口上(こうじょう)
口上 | 坂東 玉三郎 |
二、隅田川(すみだがわ)
斑女の前 舟長 | 坂東 玉三郎 中村 鴈治郎 |
三、傾城(けいせい)
傾城 | 坂東 玉三郎 |
みどころ
一、口上(こうじょう)
坂東玉三郎よりご挨拶申しあげます。
二、隅田川(すみだがわ)
能を題材としてつくられた舞踊です。
斑女の前は、我が子、梅若丸の行方を尋ね、都から東国までやって来ます。隅田川の川辺で出会った舟長から、偶然にも、不幸のなか亡くなった我が子の最期の様子を聞かされます。
梅若丸の塚の前で、狂おしいほどの哀しみを見せる斑女の前の姿が、いつの世でも子を思う母親の普遍的な愛情と重なり、客席を深く魅了します。心乱れ嘆き悲しむ母の哀れを描く幽玄美にあふれた舞踊劇をご堪能ください。
三、傾城(けいせい)
ここは吉原仲之町。吉原一の美貌を誇る傾城が姿を現します。傾城は、いくら待っても現れない間夫に恨み言を言いながらも、純粋な恋心をしっとりと舞います。四季折々の美と廓の風情を盛り込み、廓の男女の恋模様が描かれます。
七変化舞踊『拙書力七以呂波(にじりがきななついろは)』の一景で、古風で風情に満ちた舞踊です。玉三郎ならではの気品と情緒にあふれる傾城の世界をご堪能ください。
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