公演情報詳細
市川海老蔵改め十三代目 市川團十郎白猿襲名披露八代目 市川新之助初舞台 | ||
九月博多座大歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2023年9月1日(金)~17日(日)
劇場:博多座
料金(税込)
- A席20,000円
- B席13,000円
- C席6,000円
※小学生未満のお子様のご入場はお断りしております
※一幕見券の販売はございません
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チラシ裏面
日程詳細
2023年9月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | ||||||
昼の部夜の部 | 11:0016:00 | 11:0016:00 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
昼の部夜の部 | 11:0016:00 | 11:0016:00 | -- | 11:0016:00 | 11:0016:00 | 11:0016:00 | 11:0016:00 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | |
昼の部夜の部 | 11:00貸切 | -- | 11:0016:00 | 11:0016:00 | 貸切16:00 | 11:0016:00 | 11:0016:00 |
17 | |||||||
昼の部夜の部 | 11:0016:00 |
2023年9月
昼の部 | 夜の部 | |
---|---|---|
1 (金) |
11:00 | 16:00 |
2 (土) |
11:00 | 16:00 |
3 (日) |
11:00 | 16:00 |
4 (月) |
11:00 | 16:00 |
5 (火) |
- | - |
6 (水) |
11:00 | 16:00 |
7 (木) |
11:00 | 16:00 |
8 (金) |
11:00 | 16:00 |
9 (土) |
11:00 | 16:00 |
10 (日) |
11:00 | 貸切 |
11 (月) |
- | - |
12 (火) |
11:00 | 16:00 |
13 (水) |
11:00 | 16:00 |
14 (木) |
貸切 | 16:00 |
15 (金) |
11:00 | 16:00 |
16 (土) |
11:00 | 16:00 |
17 (日) |
11:00 | 16:00 |
演目と配役
昼の部
一、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)
曽我五郎 曽我十郎 馬士畑右衛門 大薩摩文太夫 | 右團次 廣松 九團次 友右衛門 |
野口達二 改訂
二、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
八代目市川新之助初舞台相勤め申し候
外郎売実は曽我五郎 大磯の虎 小林朝比奈 化粧坂少将 梶原平次景高 遊君喜瀬川 遊君亀菊 梶原平三景時 茶道珍斎 小林妹舞鶴 工藤祐経 | 初舞台新之助 扇雀 芝翫 廣松 男寅 虎之介 莟玉 松江 市蔵 萬次郎 梅玉 |
松岡亮 脚本
藤間勘十郎 演出・振付
壽三升景清
三、歌舞伎十八番の内 景清(かげきよ)
悪七兵衛景清 秩父庄司重忠 岩永左衛門 尾形次郎 愛甲三郎 三浦四郎丸 梶原源太 花菱屋女房おさく 阿古屋 | 海老蔵改め團十郎 愛之助 男女蔵 廣松 男寅 虎之介 九團次 萬次郎 孝太郎 |
夜の部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)
不破伴左衛門 名古屋山三 茶屋女房 | 芝翫 愛之助 孝太郎 |
十三代目市川團十郎白猿
二、 八代目市川新之助 襲名披露 口上(こうじょう)
海老蔵改め團十郎 初舞台新之助 幹部俳優出演 |
三、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)
鎌倉権五郎 那須九郎妹照葉 成田五郎 鹿島入道震斎 大江正広 加茂義若丸 小金丸行綱 桂の前 局常盤木 足柄左衛門 東金太郎 加茂三郎 清原武衡 加茂次郎 | 海老蔵改め團十郎 扇雀 右團次 男女蔵 廣松 男寅 虎之介 莟玉 歌女之丞 九團次 市蔵 友右衛門 芝翫 梅玉 |
みどころ
昼の部
一、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)
紅梅白梅が咲き誇る正月。曽我五郎が父の敵、工藤祐経を討つために大きな矢の根を研いでいます。そこへ、大薩摩の太夫が年始の挨拶に訪れ、お年玉に宝船の絵を持参します。これを喜ぶ五郎は、その絵を枕に敷いてうたた寝を始めます。すると夢のなかに現れたのは、祐経に捕らえられたと助けを求める兄の十郎。飛び起きた五郎は勇み立ち…。
歌舞伎十八番の一つで、荒事の魅力と洒落っ気に満ちたひと幕をお楽しみください。
二、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
遠くに富士山を望む大磯の廓。工藤祐経が、小林朝比奈やその妹舞鶴らを従えて休息しているところへ、小田原名物の外郎売がやって来ます。祐経に評判の早口の言い立てを所望された外郎売は、妙薬である外郎の故事来歴や効能を立て板に水の如く披露しますが、実はその正体は祐経に父を討たれた曽我五郎。祐経への仇討ちの機会を狙う五郎は…。
このたび、初舞台として八代目新之助が外郎売実は曽我五郎を勤め、早口の言い立てや勇ましい荒事の芸を披露します。曽我狂言お馴染みの人物が勢ぞろいする華やかな舞台です。
三、歌舞伎十八番の内 景清(かげきよ)
六波羅の牢に入れられた景清が、まったく口を開かないため、岩永左衛門は景清の妻阿古屋を呼び、拷問しようとします。そこへ秩父庄司重忠が現れ、自らが景清の口を開かせると言って人払いを命じます。景清は、源氏の無能さを世に知らしめ、天下泰平の世をつくるのが望みと語ります。その言葉に重忠は、源頼朝も同じ思いであると伝えると、景清は復讐の念を捨て…。
当月は襲名披露狂言として、團十郎が海老蔵時代に、景清を主人公として再構成した『壽三升景清』のなかの、歌舞伎十八番『景清』を上演。無敵の英雄悪七兵衛景清を團十郎が勤めます。景清がみせる荒事にご期待ください。
夜の部
一、鞘當(さやあて)
桜が満開の吉原仲之町。華やぐ廓のなかでもひときわ目を引く雲に稲妻模様の羽織着流し姿の不破伴左衛門と、雨に濡れ燕模様の羽織と小袖の名古屋山三がやってきます。二人はすれ違い際に、互いの刀の鞘があたったことから斬り合いとなり、茶屋女房が止めに入りますが…。
敵役に荒事味を加味した伴左衛門と、二枚目の和事味漂う山三、対照的な演技と姿の二人による「渡りぜりふ」は聴きどころ。また、当時のかぶき者の風俗を基にしたといわれる、両手両足を優雅に大きく動かす「丹前六方」など、歌舞伎の色彩美と様式美に富んだ華やかな廓風情漂う舞台をお楽しみください。
十三代目市川團十郎白猿
二、 八代目市川新之助 襲名披露 口上(こうじょう)
舞台上に裃姿の俳優がそろい、一人ひとりよりお祝いの口上が述べられます。十三代目市川團十郎、八代目市川新之助からは、ご来場の皆様へ、このたびの襲名披露のご挨拶を申し上げるひと幕です。
三、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)
早春の鶴ヶ岡八幡宮の社頭。傲然と構える清原武衡は大勢の家臣を引き連れ、自分の意に従わぬ加茂次郎らの首を刎ねるように命じます。まさに、首が刎ねられそうになったそのとき、どこからともなく「暫く、暫く」と響く大音声の主は、鎌倉権五郎。権五郎が颯爽と駆け付け…。
江戸時代から人々の喝采を集め、観客を魅了し続けてきた勧善懲悪の祝祭劇。権五郎が見せる元禄見得や幕切れの豪快な六方はみどころです。代々の團十郎が初演、得意とした演目から七世團十郎が團十郎家の家の芸として選定した「歌舞伎十八番」の内の一つで、荒事の代表作であり、博多座では初上演となる本作。英雄・鎌倉権五郎を團十郎が勤めます。襲名披露狂言ならではの顔ぶれがそろう荒事の魅力が凝縮された賑やかな舞台をご堪能ください。
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