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第十三回 永楽館歌舞伎

第十三回 永楽館歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2023年9月22日(金)~26日(火)

昼の部 午前11時30分~
夜の部 午後4時~
※26日(火)は昼の部のみ

劇場:出石永楽館

料金(税込)

  • 全席指定13,000円

上演時間

  • 菅原伝授手習鑑
    車引

  • 幕間 30分
  • 映像で振り返る永楽館歌舞伎
    (第一回~第六回)

  • 幕間 なし
  • お目見得 口上

  • 幕間 20分
  • 釣女

  • 菅原伝授手習鑑
    車引

  • 幕間 30分
  • 映像で振り返る永楽館歌舞伎
    (第七回~第十二回)

  • 幕間 なし
  • お目見得 口上

  • 幕間 20分
  • 釣女

※9月22日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

演目と配役

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

車引

梅王丸
桜丸
松王丸
藤原時平
片岡 愛之助
中村
市川 九團次
市川 男女蔵
二、お目見得 口上(こうじょう)

幹部俳優出演

河竹黙阿弥 作

三、釣女(つりおんな)
太郎冠者
大名某
上臈
醜女
片岡 愛之助
市川
中村
市川 男女蔵
※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します

みどころ

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

 時は平安時代。三つ子の兄弟、梅王丸、松王丸、桜丸は、それぞれ、菅丞相、藤原時平、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争ううちに牛車より現れたのは…。
 歌舞伎の三大名作の一つ『菅原伝授手習鑑』の三段目にあたる本作は、豪快な荒事が眼目で、歌舞伎の様式美が凝縮されたひと幕です。永楽館では平成21(2009)年8月の第二回公演以来、14年ぶりの上演となります。

二、お目見得 口上(こうじょう)

 出演する幹部俳優がご挨拶を申し上げます。歌舞伎を身近に感じていただきたいという出演者の意気込みが伝わる口上は、小さな芝居小屋「出石永楽館」ならではの、恒例のひと幕です。

三、釣女(つりおんな)

 大名と太郎冠者は、西宮の戎神社に参詣し、妻を得たいと願掛けをします。すると、夢のお告げがあり、二人に釣り竿が授けられます。さっそく、大名が釣り糸を投げると、世にも美しい上臈を釣り上げます。これを見て羨ましく思った太郎冠者は、自分も美しい妻を娶りたいと、釣り糸を投じますが…。
 狂言の「釣針」を題材にした「松羽目物」で、河竹黙阿弥の作詞。歌舞伎としては明治34(1901)年に初演されました。嫌がる太郎冠者を慕う醜女が愛らしい、ユーモアあふれる舞踊劇をお楽しみください。

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