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玉三郎が語る『傾城』『藤娘』『楊貴妃』~日生劇場 10月坂東玉三郎特別舞踊公演

玉三郎が語る『傾城』『藤娘』『楊貴妃』~日生劇場 10月坂東玉三郎特別舞踊公演

 坂東玉三郎が日生劇場10月「坂東玉三郎特別舞踊公演」で勤める『傾城』『藤娘』『楊貴妃』への思いを語りました。

 『傾城』の季節は秋、舞台は吉原の仲之町です。初めは(花魁)道中をお見せして、その後は少し雰囲気を変えて部屋の中になります。部屋の中でのクドキ「風薫る・・・」は一番有名な所、『籠釣瓶花街酔醒』の縁切りにも出てくる名曲ですが、いままで踊ったことがないので、是非やりたいと思っておりました。道中の衣裳は『廓文章』にも出てくる鳳凰の内掛け、部屋は黒の鷺にしようかなと考えています。

 日生劇場の舞台に合わせることで一番変わるのは『藤娘』かもしれません。舞台の真中に松の大木というのが基本的ですけれど、今回は、私が6歳の頃に踊った時のように、大木は上手寄り、松が下手の方に流れて、下の方が地面についている感じ。その前に藤の花の咲いた藤棚があって、そのつるが少し松に絡んでいるという形にしようと思っています。ちょっと立体的と言って良いかもしれません。

 『楊貴妃』はあまり飾り気のないシンプルな舞台になります。ホリゾントで白い紗幕が順番に開いていくという形を基本的にしています。七夕の誓いをしたということですので、強いて言えば季節は夏になりますが、『傾城』や『藤娘』に比べて、はっきりとした季節感は無いかもしれません。近年、中国の昆劇と共演を重ねていますが、中国の物を身体に通すことで、動きなどが段々馴染んでくるという事もあると思っています。

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2011年09月14日

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