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歌舞伎の資料を守るプロジェクト、支援者募集開始

映画『絵島生島』(昭和30年)資料

 貴重なスクラップブック資料の保存容器制作費用を募集。資料の中には昭和の歌舞伎俳優の姿が多数

 9月5日(火)~10月25日(水)、公益財団法人松竹大谷図書館が、第6弾クラウドファンディングプロジェクト「歌舞伎や映画、銀幕が伝えた記憶を宝箱で守る。」を始動、資料を保護する容器の制作費用と運営資金について支援者を募っています。

 演劇と映画の専門図書館「松竹大谷図書館」では、2012年以来、貴重な資料を保存する活動への支援者を募るプロジェクトを立ち上げています。第6弾となる今年のプロジェクトが5日(火)、スタートしました。

 

『菅原伝授手習鑑 車引』復刻版芝居絵ペーパークラフト

 昨年の「組上燈籠絵」プロジェクトにより完成、販売されている『菅原伝授手習鑑 車引』の復刻版芝居絵ペーパークラフト(写真は組み立て完成品)

 昨年のプロジェクトでは、明治の歌舞伎の舞台を描いた錦絵「組上燈籠絵(くみあげどうろうえ)」のデジタル化、復刻版制作に向けた費用を募集、たくさんの支援をいただき無事にプロジェクトが成立しました。データ化された「組上燈籠絵」のうち、『菅原伝授手習鑑 車引』『石橋』『一谷嫩軍記 組討』の3種類は「復刻版芝居絵ペーパークラフト」として販売がスタート。歌舞伎座の売店や松竹歌舞伎屋本舗、東劇ビル1階の書店「リブロ」などでお買い求めいただけます。

 第6弾となる今回も、支援はクラウドファンディング「Readyfor」を通じて行うことができます。今回の支援金は、図書館運営費(主に書架修理費用)と、資料を保護する目的の保存箱の制作費用に充てられる予定です。

 

映画『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(昭和29年)資料

 スクラップブックは約4,000冊。映画の資料中心だが、歌舞伎俳優が出演した映画『忠臣蔵』などの資料も

 スクラップブックは、主に松竹の映画宣伝部が資料として制作した、松竹大谷図書館にしか存在しない貴重なもので、約4,000冊を所蔵。初世白鸚が大石内蔵助役で主演した『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(昭和29年)や、十一世團十郎、二世松緑ほか出演の『絵島生島』(昭和30年)などの作品について、当時の新聞記事の切り抜きや撮影中のスナップ写真などがスクラップされています。今回の支援が成立すれば、特に劣化の激しい昭和20(1945)年から41(1966)年にかけての約1,800冊について、専用の保存箱=“宝箱”による長期保存が可能になります。

 

 プロジェクトでは、支援額に応じてそれぞれのリターンが設定されています。主旨にご賛同される方は、リターンの内容をご確認のうえ、ぜひご協力ください。

 

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Readyfor クラウドファンディングプロジェクト

【第6弾】歌舞伎や映画、銀幕が伝えた記憶を宝箱で守る。

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台本と文庫本カバー

 リターンの一つ、文庫本カバー。大きいものが所蔵の台本、小さいものが、それを模した文庫本カバー。今回の歌舞伎台本は今年の『助六』!

期間

2017年9月5日(火)11:00~10月25日(水)23:00

 

 

支援方法

「Readyfor」プロジェクトページから、各支援金額の「リターン」を選んでクリックすると手続きできます。

 

 

リターン(支援に対するお礼)

オリジナル文庫本カバー

 浄瑠璃正本「新うすゆき物語」、組上燈籠絵「め組のけんか」のオリジナル文庫本カバー

『助六由縁江戸桜』(平成29年3月歌舞伎座)の台本表紙デザインを模したオリジナル文庫本カバー(映画『東京物語』台本デザイン文庫本カバーとセット)、浄瑠璃正本「新うすゆき物語」と組上燈籠絵「め組のけんか」の表紙をデザインに使用した文庫本カバーなど、5種類のリターンが用意されています。詳細は「Readyfor」プロジェクトページをご覧ください。

 

 

お問い合わせ

プロジェクトについて:

公益財団法人大谷図書館事務局 03-5550-1694

「Readyfor」について:

「Readyfor」事務局 press@readyfor.jp 03-6801-5767

2017年09月05日

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