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新春浅草歌舞伎で鏡開き
『新春浅草歌舞伎』 初日の1月2日、毎年の吉例となっている鏡開きが行われました。
早朝からかけつけたファンを前に、公演を主催している松竹株式会社の挨拶、台東区長の祝辞に引き続き、出演俳優らがスーツ姿で顔を揃え、お正月らしく樽酒を振る舞いました。
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市川亀治郎―――
昨年、(大河ドラマへの出演があり)私はこの公演を初めて客席から拝見しました。客席で見るのも良いのですが、今年はここへ帰って参りました。
いつものメンバーに加え、巳之助君(坂東三津五郎・長男)が入って、いよいよこの浅草歌舞伎も若返って参ります。
今回も全員が一生懸命勤めますので、皆様の絶大なるご声援の程、宜しくお願い致します。
片岡愛之助―――
明けましておめでとうございます。今年も浅草に出させていただいて、本当に嬉しく思っております。
今朝、車で大阪から来ましたが、途中関ヶ原で雪が降っていたので、この鏡開き間に合うのかなと心配でした(笑)。
千穐楽までがんばりたいと思います。どうぞ皆様2度3度と見に来てください。
中村獅童―――
お寒い中本当にありがとうございます。亀治郎さん、大河ドラマ見てましたよ!戻って来てくれて嬉しく思っています。
ついこの前ここでご挨拶させていただいたと思ったら、本当にあっという間に一年が経ちました。毎年こうやって皆様が公会堂に来て下さる事、本当に感謝しております。
千穐楽まで一生懸命勤めたいと思いますので、応援の程宜しくお願いいたします。
中村勘太郎―――
みなさま、おはようございます。このメンバーでの初春浅草歌舞伎も、今年で8年目になります。
去年も沢山のお客様にお越しいただきました。本当に私たち嬉しく思っています。
それに胡座をかかずに、いつも緊張感・ハングリー精神を持って、毎日一生懸命勤める所存でございます。どうぞ皆様2度3度、4度5度と劇場にお足をお運びくださいますよう、宜しくお願いいたします。
中村七之助―――
明けましておめでとうございます。浅草は大好きで、このように皆様に足をお運びいただき、嬉しく思っています。
そして今年は、このメンバーで初めて2月博多座に出演させていただくことになりました。
浅草へも何度も来ていただきたいのですが、この浅草の地に続いて博多の方にもお足をお運びいただきまして、博多座へも2度3度、4度5度と来ていただけると幸いでございます。ぜひ、温かい目で見守ってください。
坂東巳之助―――
おはようございます。坂東巳之助でございます。
今年初めて新春浅草歌舞伎に呼んでいただきまして、一年の初めをこの浅草で、大好きなお兄様方と一緒に迎えられる事を嬉しく思っています。
まだまだ未熟者ですが、がんばって勤めさせていただきますので、皆様宜しくお願いいたします。
中村亀鶴―――
毎年お寒い中、朝早くからこうやって鏡開きに来て下さる事、本当に嬉しく思っています。
ここよりも、劇場の中の方が暖かいですし、その暖かい中、皆様の暖かい拍手で、僕たちも暖かくなる事ができます。
ですから、皆さん必ずチケットを買って観に来てきてください(笑)。そして皆さんと、一年の初めを幸せに過ごしたいと思っています。
市川男女蔵―――
明けましておめでとうございます。市川男女蔵でございます。
今年は(出演の都合で)私の大好きな「お年玉 年始ご挨拶」への出番が無いんです。
ですからこの場を借りまして、自称浅草恒例の「オメチャン、オメチャン」でこの寒さを吹き飛ばし暖かくしたいと思います!
《出演者全員で「オメチャン、オメチャン」の大合唱!》
今年の新春浅草歌舞伎、何卒宜しくお願いします。
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すっかり新春・浅草の風物詩となった 「新春浅草歌舞伎」。開幕に先立ち、出演俳優による<年始ご挨拶>もあり、こちらもお楽しみ。花形俳優による熱気溢れる舞台をお見逃しなく。