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歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」初日開幕
1月2日(月・休)、歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」が初日の幕を開けました。
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澄み渡る晴天のなか初日を迎えた1月の歌舞伎座は、昼の部に『将軍江戸を去る』『大津絵道成寺』『沼津』、夜の部に『井伊大老』『越後獅子』『傾城』『松浦の太鼓』と、昼夜ともに華やかな顔ぶれで魅力ある演目が並びました。
劇場正面玄関前には大きな門松、劇場に入れば大間(1階ロビー)に鏡餅や繭玉などが飾られ、お正月らしいよりいっそう賑やかな雰囲気でお客様をお迎えしています。

▲ 劇場の大間に飾られた華やかな正月飾り

▲ 入口正面には大きな鏡餅が
また、夜の部の『越後獅子』は、五世中村富十郎七回忌追善狂言として上演されます。五世富十郎は時代物や世話物に数多くの当り役を持ち、なかでも所作事を得意として、昭和の歌舞伎を支えた名優の一人です。

▲ 1階ロビーに設けられた祭壇。手を合わせるお客様の姿も見られました
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地下2階の木挽町広場でも「謹賀新年」と書かれた色鮮やかな正月飾りが施され、訪れたお客様の目を楽しませています。歌舞伎座では恒例となった「啓翁桜(けいおうざくら)」も飾られ、ひと足早い春の息吹きが冬の寒さを忘れさせてくれます。お正月はぜひ歌舞伎座で、初芝居をお楽しみください。

▲ 木挽町広場に飾られた「啓翁桜」

▲ 初春の雰囲気が楽しめる木挽町広場
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歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」は1月26日(木)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹にて販売中です。
2017/01/02