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「第四回 かぶきざ芝居噺」のお知らせ

5月9日(火)、歌舞伎座ギャラリーで、ギャラリーレクチャー「第四回 かぶきざ芝居噺」が開催されます。
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歌舞伎にゆかりのある芝居噺が聞ける「かぶきざ芝居噺」、第四回の登場は立川談笑です。
早稲田大学を卒業し、予備校講師などの経験を経てから落語家になるという異色な経歴を持つ談笑。七代目立川談志の門を叩いたのは平成5(1993)年でした。平成8(1996)年には二つ目に昇進し、平成15(2003)年に六代目立川談笑に改名、平成17(2005)年に真打昇進を果たしました。毎月国立演芸場にて「立川談笑月例独演会」を開催しており、その実力は確かなものです。落語が持つ、伝統芸能の一つというイメージを改め、その時代に生きる人の笑いを誘う落語を目指しているといいます。
今回披露する芝居噺は『芝浜』です。大酒呑みで怠け者の主人公勝太郎が財布を拾ったことを発端に展開する、心温まる夫婦の愛情を描いた話です。歌舞伎では、『芝浜革財布』として大正11(1922)年に市村座で二世竹柴金作の脚色で初演されました。その際、落語『芝浜』の勝太郎にあたる役の政五郎を、六世尾上菊五郎が勤めました。以降、落語種の世話狂言として人気の狂言となっています。
数多の落語家たちに語られ、現代まで受け継がれてきた『芝浜』。それぞれの人生観や時代によって演出も変わるこの作品、談笑にとってもさまざまな思いに満ちた一席であるとのこと。歌舞伎座ギャラリーでどのように語られるか、ぜひお聞き逃しがないようお早めにお申込みください。
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ギャラリーレクチャー
「第四回 かぶきざ芝居噺」
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出演 立川談笑
演題 『芝浜(しばはま)』ほか
■日時
2017年5月9日(火)19:00開演(18:45開場)
※約2時間を予定(途中休憩あり)
■場所
(歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,500円(税込)
2017年4月13日(木)10:00発売
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。
■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)