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南座新開場、12月顔見世興行の「まねき書き」
11月9日(金)、南座12月公演「當る亥歳 吉例顔見世興行」の初日を前に、京都市内の妙傳寺にて恒例の「まねき書き」が披露されました。
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「まねき」は、公演の大入りと成功を祈り掲げられ、例年、顔見世興行の期間中は南座の正面を賑やかに飾り、京都の冬の風物詩として親しまれています。
勘亭流の書家の井上優さんが今年仕上げたまねきは、本年は南座の新開場を記念して、2カ月連続で「吉例顔見世興行」が行われるため、ふた月合わせると例年の倍近くの100枚以上となりました。約20分をかけて一枚のまねきを書き上げる姿から、一文字一文字に込める思いが伝わってきます。12月の興行まねきには、このあと、「白井松次郎 大谷竹次郎 追善」の文言が加わります。
心を尽くして行った2回の「まねき書き」に、「数が多いので、身体がしんどいというか、神経を使いました」と井上さん。11月の「まねき上げ」を見たときは、「それはもうきれいでした、劇場もきれいだし」と、まねき書きの労苦も吹き飛んだそう。そして、新開場を寿ぐまねきを書くという大役を終えた今、勘亭流がこれからも南座の顔見世興行ともに、歴史を紡いでいくことを願いました。
12月の顔見世興行の「まねき上げ」は、11月26日(月)に行われます。お近くの方は、ぜひ南座まで、お越しください。
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「南座発祥四百年 南座新開場記念 白井松次郎 大谷竹次郎追善 京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」は、12月1日(土)から26日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で、発売中です。
2018/11/09