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松竹大谷図書館、所蔵資料展示「黙阿弥尽くし!―河竹黙阿弥没後130年―」開催のお知らせ

▲ この冬、東京で上演される黙阿弥作品(写真は過去の上演台本)
2023年1月11日(水)~3月1日(水)、公益財団法人松竹大谷図書館で、第95回所蔵資料展示「黙阿弥尽くし!―河竹黙阿弥没後130年―」が開催されています。
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演劇、映画に関連する貴重な資料を所蔵する専門図書館である松竹大谷図書館。所蔵資料を広く知っていただこうと、館内閲覧室のスペースを使用し、年に6回、2カ月ごとに、さまざまなテーマで所蔵資料を用いたミニ展示を催しています。

▲ 「歌舞伎座當り狂言 白浪五人男 絵葉書」(明治44〈1911〉年4月歌舞伎座『弁天小僧』)
本年最初の展示は、江戸末期から明治期にかけて活躍した狂言作者・河竹黙阿弥の没後130年を記念した「黙阿弥尽くし!―河竹黙阿弥没後130年―」をお届けします。白浪物から活歴物、松羽目物まで、生涯で約360もの作品を遺し「江戸演劇の大問屋」と評された黙阿弥の作品は、現代まで繰り返し上演され人気を博しています。今回は歌舞伎上演台本やプログラム、舞台写真をはじめ、演劇・映画化された黙阿弥作品、関連資料など、「黙阿弥尽くし」の展示内容でその魅力を紹介します。
まさにこの1月から2月にかけて、歌舞伎座や浅草公会堂では河竹黙阿弥作品を上演します。この機会をどうぞお見逃しのないよう、ご観劇の折にはぜひ松竹大谷図書館へも足をお運びください。詳細は下記をご確認ください。

▲ 黙阿弥の新作が連載された雑誌「歌舞伎新報」(明治12〈1879〉~13〈1880〉年)
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第95回所蔵資料展示
「黙阿弥尽くし!―河竹黙阿弥没後130年―」
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■開催期間
2023年1月11日(水)~3月1日(水)
平日10:00~17:00
※土日祝、毎月最終木曜日は休館
■場所
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階
■入館料
無料
※現在、所蔵資料のご利用は前日までの予約制ですが、展示はご予約なしでご覧いただけます
■お問い合わせ
公益財団法人松竹大谷図書館 03-5550-1694(平日10:00~17:00)