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尾上右近出演、「思い出の松竹銀幕セレクション」トークショーのお知らせ
2025年4月3日(木)から始まる歌舞伎座「四月大歌舞伎」夜の部『春興鏡獅子』に出演する尾上右近が、4月7日(月)に、新橋演舞場「思い出の松竹銀幕セレクション in 新橋演舞場」で開催されるトークショーに出演します。
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歌舞伎座「四月大歌舞伎」では、夜の部で、右近が歌舞伎座で初めて『春興鏡獅子』を勤めます。新歌舞伎十八番の内『春興鏡獅子』は、明治 26(1893)年に九代目市川團十郎が初演、その後六代目尾上菊五郎が継承し、現在まで踊り継がれてきた歌舞伎舞踊の大曲。 3歳の頃に、曾祖父・六代目菊五郎の『鏡獅子』の映画を見て魅了されたという右近が、30年を経て、このたびいよいよ歌舞伎座で『春興鏡獅子』を披露します。
右近が影響を受けたと話す『鏡獅子』の映画とは、名監督小津安二郎による唯一の記録映画『菊五郎の鏡獅子』のこと。このたび、松竹創業130周年を記念し、また本年100周年を迎える新橋演舞場で開催される、松竹の手がける名作映画と歌舞伎の貴重映像をお届けする「思い出の松竹銀幕セレクション in 新橋演舞場(4月5日[土]~17日[木])」のなかで、この記録映画をデジタル修復した『菊五郎の鏡獅子 4K デジタル修復版』(松竹大谷図書館所蔵)の上映が決定、さらに4月7日(月)には本作の上映後に、右近の特別トークショーが行われることになりました。
このトークショーに向けて、右近は「この映画が私の人生を決定づけました。まさに原点です。そして今回は、4Kデジタル修復版が大画面で上映されるということで、非常にワクワクしています。演舞場という歌舞伎にゆかりの深い劇場のスクリーンで、歌舞伎の名作映画がどのように映るのか。きっと新たな感動を覚えることと思います。当日はその感動を皆様と分かち合いながら、歌舞伎にかける思いを私なりにお話しできればと思っております」と、コメントを寄せています。
4月7日(月)は、新橋演舞場で貴重な映像と右近のトークショーを、続いて歌舞伎座の夜の部で、右近の『春興鏡獅子』の生の舞台をご覧いただける、またとない機会です。どうぞお見逃しなく。また、新橋演舞場「思い出の松竹銀幕セレクション in 新橋演舞場」では、『鏡獅子』のほかにも、松竹大谷図書館所蔵の歌舞伎の古い貴重映像を上映します。こちらも合わせてご注目ください。
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映画『菊五郎の鏡獅子 4K デジタル修復版』上映記念
特別トークショー
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■出演
尾上右近
■日時
2025年4月7日(月) 11:30回の『菊五郎の鏡獅子 4K デジタル修復版』上映後
■会場
■チケット
全席自由:1,500円(税込)
※特別トークショーは、当日の11:30回のチケットをご購入の方であれば、そのままお席でお楽しみいただけます
販売中
■お問合せ
歌舞伎座 03-3545-6800(10:00~18:00)
新橋演舞場 03-3541-2600(10:00~18:00)