2025年4月3日（木）に開幕した歌舞伎座「四月大歌舞伎」昼の部『黒手組曲輪達引』の特別ビジュアルが公開されました。

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　『黒手組曲輪達引』は、名作者・河竹黙阿弥が筆をふるい、歌舞伎十八番の一つ『助六』の趣向が散りばめられたみどころ満載のひと幕です。滑稽味で笑いを誘う権九郎と伊達男の助六という対照的な2役を一人の俳優が華麗に演じ分けるだけでなく、美女と醜男の「道行」、男同士が意地を張り合う「達引」、派手やかな「大立廻り」など変化に富んだ豪奢な舞台をご覧いただきます。

　今回の特別ビジュアルでは、花川戸助六と番頭権九郎の2役を勤める幸四郎の撮り下ろし写真が並びます。助六の凛々しい姿と力強い視線の一方、権九郎のどこかひょうげた姿が対照的に映し出されています。華やかな吉原仲之町の満開の桜を背景に、黙阿弥の洒脱な傑作への期待がふくらむ1枚です。どうぞお楽しみくださいませ。

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　こちらの特別ビジュアルは、歌舞伎座ほかで掲示されます。ぜひご注目ください。歌舞伎座「四月大歌舞伎」は4月25日（金）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。