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獅童、壱太郎が博多座『あらしのよるに』スペシャルイベントに登場

2026年2月7日(土)に開幕する博多座「二月花形歌舞伎」『あらしのよるに』に出演する中村獅童、中村壱太郎が、スペシャルイベントに登場しました。
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スペシャルイベントが行われたのは、福岡市内のONE FUKUOKA BLDG.(以下ワンビル)。二人は、1月18日(日)まで『あらしのよるに』アートギャラリー展が開催されていた福岡天神 蔦屋書店を訪れ、展示を見学した後、お客様を招いたトークショーへ。会場からの大きな拍手に迎えられ、公演で着用する衣裳の前に獅童と壱太郎が登場し、獅童が「パワーアップした2026年バージョンの『あらしのよるに』を観ていただけたらと思います。心を込めて、毎日大切に演じさせていただきたいと思いますので、ぜひ皆さま劇場に足をお運びください」と呼びかけると、「萬屋!」と大向うがかかりました。
今回博多座で『あらしのよるに』を勤めるのは初めてとなる壱太郎は、「2024年に参加させていただいてから、ヤギのめいは大好きなお役。歌舞伎の表現として動物を演じることはあるのですが、オオカミやヤギというのは、おそらく『あらしのよるに』が初めてなんです。なので、僕も最初は、“ヤギのイメージはあるけれど、どんな感じだったかな”と思い、ヤギの動画を見て、“意外とずっと口もごもごしているな”など、観察をするところから始まりました。そういった、純粋に動物をまず観察することが意外と役づくりに役立っている」と明かします。
▲ 「実は手の先にオオカミの爪がついている」と、衣裳のディテールについてもご紹介
また、獅童はひびのこづえ氏がデザインした衣裳について、「たとえばめいちゃんの衣裳の場合、このふさふさしているところがなびくんです。『義経千本桜』の狐忠信が、全身この“毛縫い”なんですよね。それをとり入れて、走ったときになびくことなど全部計算して、もふもふ感を出しています。古典のなかに現代のひびのこづえさんのセンスをとり入れること、古典と新しいこととの融合を考えていただいた」と、込められた思いについて触れました。
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▲ すべてのお客様に届くよう場所を変えながら、手前から奥まで餅を投げました
その後、ワンビルの吹き抜きエリアへと場所を移し、‟千の福”のふるまいとして紅白各色500個の餅撒きが行われました。「あらしのよるに」を合言葉に、1階にお集りの皆様へ、2階から二人が餅を投げると、会場は熱気にあふれました。
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イベントに先んじて、取材会も行われ、壱太郎は「原作の絵本は、読むときの自分の心情によって感じ方が変わる深い魅力があります。人間が共通して持つ“壁”や“あたたかさ”を感じられる普遍的なテーマが、長く愛される理由だと感じています。本当に心温まる作品で、僕もめいとして思いっきりこの気持ちをぶつけたお芝居をしていきたいと思うので、年齢問わずたくさんの方にお越しいただいて、一緒にこの舞台を楽しんでいただけたら」と、公演への意気込みを語りました。
また、獅童は、「この作品の歌舞伎化は、私の亡き母が手書きの企画書をつくり、“将来、獅童が座頭を勤められるようになったらやらせてほしい”と関係者に話していたものでした。初演の際にその事実を知り、母に守られていると感じました。そんな思い入れのある作品に自分の子どもが出演することは、本当にありがたい巡り合わせです」と感慨深げに話し、「幅広い世代の方に喜んでいただける作品になっています。帰るときに少しでも優しい気持ちになったり、少年・少女時代の幼かったときのことを思い出したりしていただけたらうれしく思います」と言葉に力を込めました。
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博多座「二月花形歌舞伎」は、2月7日(土)から20日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、博多座オンラインチケット、電話予約センター、劇場窓口ほかで販売中です。
