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新橋演舞場『流白浪燦星 碧翠の麗城』の賑わい
2026年3月5日(木)に、新橋演舞場『流白浪燦星 碧翠の麗城(ルパン三世 へきすいのれいじょう)』が開幕、ダイジェスト動画が公開されました。
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令和5(2023)年12月に新橋演舞場で初演された新作歌舞伎『流白浪燦星』。令和7(2025)年9月の南座での再演を経て、このたび第2弾『流白浪燦星 碧翠の麗城』として上演中です。幕開きは春爛漫の鎌倉初瀬寺。跡目の途絶えた御家の存続のため、俗世に還俗した諏訪の国の春宮家息女瀬織姫(米吉)と、流白浪燦星(愛之助)の運命的な出会いから始まります 。冒頭の大立廻りでは、愛之助が流白浪と石川五ェ門の2役を鮮やかな早替りで勤め、客席からは驚きの声があがります。自らの意志で歩み始める瀬織姫と、諏訪に眠る幻の麗城の宝を求め、諏訪へ向かう流白浪と次元(笑三郎)。町娘に身をやつした瀬織姫の正体を見抜く花屋久松(寿猿)の存在感が光ります。諏訪で出会った蕎麦屋の主人七藍屋雅吉(猿弥)が、実は亡き主の忠義厚き側近であり、ある真相を姫に語りますが… 。
峰不二子(笑也)がミステリアスな色気をみせ、次元は粋に流白浪を支え、絶妙なチームワークをみせます 。彼らの前に立ちはだかる執権、瀧津弾正久永(錦之助)が「国崩し」の風格を漂わせ圧倒的な迫力を放ちます 。これを追う銭形刑部(中車)のお馴染みの追っかけ役に、場内も大盛り上がり。二幕幕切れでは、流白浪と瀬織姫の二人の宙乗りで物語を華やかに彩り、観客も引き込まれます 。おなじみの「ルパン三世」の音楽(邦楽バージョン)と、古典の演出が交錯する舞台に「自由とは何か」という今作のテーマが鮮やかに描き出され、幕切れのフィナーレで客席に舞う大量の小判に、万雷の拍手が鳴り響きました。
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新橋演舞場『流白浪燦星』は27日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
