江戸時代、目安箱への投書がきっかけで、病気にかかっても医師を頼むお金のない老人や貧民のために徳川吉宗が「施薬園小石川養生所」を創ったことは有名です。「そう言えば日本史で勉強した」と記憶に残っている方も多いでしょう。小石川養生所は吉宗の功績の一つと言えますが、予算不足で苦しい運営が続き、残念ながら「国立病院」として十分な機能を果たしたとは言いがたかったようです。

　現代においても医療は地域格差や介護など不十分、不安な要因は多く、安心とはなかなか言い切れないのが実情でしょう。

　とはいえ、現代の医療技術の発展はめざましく、人々が安心して暮らすためのサポート体制が充実し、サービスを選べる社会になっていると言えます。“あらゆる「不安」のない社会”の実現を目指すセコムでも、1991年よりメディカルの分野でのサービス展開を開始しています。

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