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坂東玉三郎 初春特別舞踊公演

坂東玉三郎 初春特別舞踊公演

当公演は終了いたしました。

2018年1月2日(火)~26日(金)

 午後2時~
 ※5日(金)、12日(金)、19日(金)は午後6時~
 【貸切】4日(木)
 【休演】11日(木)

当公演は終了いたしました。

劇場:大阪松竹座

料金(税込)

  • 一等席18,000円
  • 二等席10,000円
  • 三等席7,000円

上演時間

  • お年賀 口上

  • 幕間 15分
  • 元禄花見踊

  • 幕間 15分
  • 秋の色種

  • 幕間 30分
  • 鷺娘

  • 幕間 15分
  • 傾城

※12月29日時点での予定。
※上演時間は変更になる可能性があります。

演目と配役

一、お年賀 口上(こうじょう)
口上
口上
坂東 玉三郎
中村 壱太郎
二、元禄花見踊(げんろくはなみおどり)
元禄の女
元禄の女
坂東 玉三郎
中村 壱太郎
三、秋の色種(あきのいろくさ)


坂東 玉三郎
中村 壱太郎
四、鷺娘(さぎむすめ)
鷺の精
中村 壱太郎
五、傾城(けいせい)
傾城
坂東 玉三郎

みどころ

一、お年賀 口上(こうじょう)
二、元禄花見踊(げんろくはなみおどり)

 時は華やかな元禄の世。花見客で賑わう上野の山に派手やかに着飾った一行がやって来て、辺りは一層華やぎます。花見をしながら酒を飲み交わす人々はやがて、ほろ酔い気分で踊り始めます。月明かりが桜を照らすなか、花を愛でながら踊りを披露していく人々とともに、上野の山は、さらに盛り上がりを見せていくのでした。
 元禄期の華やかな花見の風情を描いた舞踊をお楽しみください。

三、秋の色種(あきのいろくさ)

 秋が深まり、秋の草花が咲き乱れる野辺に、女が佇んでいます。趣ある秋の風情を眺めながら物思いに耽っていましたが、虫の声にふと、楚の襄王が夢の中で巫山の女神と契った故事を思い出し、自らの恋に重ね合わせます。恋人へ思いを馳せた女は、今も昔も変わらぬ四季折々の楽しみを思い、舞い納めるのでした。
 美しい秋の情景を歌った長唄の名曲と、季節感あふれる舞踊をご堪能ください。

四、鷺娘(さぎむすめ)

 しんしんと雪の降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。娘は実は恋に悩む白鷺の精。やがて愛らしい町娘の姿になり、さまざまに恋心を綴っていきます。しかし遂げられぬ恋の妄執がよみがえり、いつしか白鷺の姿に戻った娘は、降りしきる雪の中、息絶えるのでした。
 引き抜きやぶっ返りなどの演出もみどころの、女方の魅力が詰まった長唄の名作です。

五、傾城(けいせい)

 ここは吉原仲之町。吉原一の美貌を誇る傾城が、いくら待っても現れない間夫に恨み言を言いながら、純粋な恋心を艶やかに踊っていきます。四季折々の美と廓の風情を絵巻物のように華麗に踊り分け、やがて傾城は、うっすら雪化粧となった廓の情景を思いながら、間夫への恋心をしっとりと舞い納めるのでした。
 美しく、気品にあふれた吉原絵巻をご堪能ください。

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