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六月博多座大歌舞伎

料金(税込)

  • A席15,000円
  • 特B席12,000円
  • B席9,000円
  • C席5,000円

※小学生未満のお子様のご入場はお断りしております

上演時間

  • 松廼羽衣

  • 幕間 30分
  • 与話情浮名横櫛
    木更津海岸見染の場
    源氏店妾宅の場

  • 傾城反魂香
    土佐将監閑居の場

  • 幕間 30分
  • 新古演劇十種の内 身替座禅

※6月4日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

日程詳細

2021年6月

5
昼の部夜の部11:3015:30
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昼の部夜の部11:3015:3011:3015:3011:3015:3011:3015:3011:3015:30--11:3015:30
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2021年6月

昼の部 夜の部
5
(土)
11:30 15:30
6
(日)
11:30 15:30
7
(月)
11:30 15:30
8
(火)
11:30 15:30
9
(水)
11:30 15:30
10
(木)
11:30 15:30
11
(金)
- -
12
(土)
11:30 15:30
13
(日)
11:30 15:30
14
(月)
11:30 15:30
15
(火)
11:30 15:30
16
(水)
11:30 15:30
17
(木)
11:30 15:30
18
(金)
11:30 15:30
19
(土)
11:30 15:30

演目と配役

昼の部

一、松廼羽衣(まつのはごろも)
天女
伯竜
    中村
    中村 萬太郎

三世瀬川如皐 作

二、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
木更津海岸見染の場
源氏店妾宅の場
与三郎
お富
蝙蝠の安五郎
鳶頭金五郎
和泉屋多左衛門
    尾上 菊之助
    中村
    市村 橘太郎
    坂東 彦三郎
    中村

夜の部

近松門左衛門 作

一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
土佐将監閑居の場
浮世又平後に土佐又平光起
又平女房おとく
土佐修理之助
将監北の方
狩野雅楽之助
土佐将監光信
    中村
    中村
梅丸改め中村
    中村
    中村 萬太郎
    河原崎 権十郎

岡村柿紅 作

二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京
太郎冠者
奥方玉の井

    尾上 菊之助
    坂東 彦三郎
    中村

みどころ

昼の部

一、松廼羽衣(まつのはごろも)

 「羽衣伝説」を題材にした能『羽衣』を舞踊化した作品です。舞台は駿河国の三保の松原。ある日、漁師伯竜は浜辺の松の枝に掛けられた美しい羽衣を見つけます。早速家に持ち帰ろうとすると、天女が姿を現し自分の羽衣を返して欲しいと願います。しかし伯竜は家宝にすると言って拒むので、悲しみに暮れる天女でしたが、その様子に伯竜は羽衣と引き替えに、月宮殿で舞われる舞を所望します。天女は艶やかな舞を披露し、やがて衣をまとい天上へ帰っていくのでした。天女と伯竜の二人が織り成す幻想的で幽玄美に富んだ世界をご堪能ください。

二、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)

 「切られ与三」の通称で知られる世話物。潮干狩りの人で賑わう木更津の浜辺で、江戸の大店・伊豆屋の若旦那与三郎と、木更津の顔役赤間源左衛門の妾で、元深川芸者のお富が互いにひと目惚れをします(木更津海岸見染)。しかし、源左衛門に二人の関係を知られ、与三郎は瀕死の重傷を負い、生死の境をさまよいます。一方、与三郎が死んだと思ったお富は、身を投げますが和泉屋多左衛門に救われます。それから3年、お富が源左衛門と暮らす妾宅に蝙蝠安が相棒とともに金をたかりに訪れて…(源氏店)。「しがねぇ恋の情けが仇」から始まる与三郎の名ぜりふがお馴染みの名作にご期待ください。

夜の部

一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)

 近松門左衛門作の時代浄瑠璃を基にした人気演目です。絵師・土佐将監の弟子の浮世又平は、生来言葉が不自由のため、妻のおとくが甲斐甲斐しく支えています。弟弟子の修理之助が師から土佐の苗字を許されたことを知り、女房のおとくは将監に対し、又平にも苗字を許してほしいと懇願しますが、画業で功績のない者には与えられないと突き放します。弟弟子に先を越され死を覚悟した又平が、この世の名残にと一心に手水鉢に自画像を描くと、奇跡が起こります。夫婦の情愛を描いた心温まるひと幕をご覧ください。

二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

 狂言の大曲『花子』を題材にした舞踊劇。大名の山蔭右京は愛人の花子が都にやってきたことを知り、なんとか会いたいと思いますが、妻の玉の井が怖くて出かけられません。そこで右京は邸内の持仏堂にひと晩籠って座禅をすると嘘をつき、家来の太郎冠者を身替りに立て、花子のもとへ向かいます。しかし、このことが玉の井に知られ、玉の井は太郎冠者と入れ替わり、衾を被って右京を待つことに。ほろ酔い加減で戻ってきた右京は、座禅の主が怒りに震える玉の井とも知らずに逢瀬の様子を語りはじめ…。松羽目物に相応しい格調と品格のなかに、ユーモアがあふれる舞台をお楽しみください。

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