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二月御園座大歌舞伎

料金(税込)

  • S席24,000円
  • A席20,000円
  • B席15,000円
  • C席9,000円
  • D席4,000円

※学生券あり。詳細については、御園座ホームページでご確認ください

上演時間

  • 三人吉三巴白浪
    大川端庚申塚の場

  • 幕間 20分
  • 湧昇水鯉滝
    鯉つかみ

  • 幕間 30分
  • 歌舞伎十八番の内 外郎売

  • 幕間 20分
  • 義経千本桜
    吉野山

  • 相生獅子

  • 幕間 15分
  • 慶安太平記
    丸橋忠弥

  • 幕間 25分
  • 十三代目市川團十郎白猿
    八代目市川新之助
    襲名披露 口上

  • 幕間 30分
  • 歌舞伎十八番の内 勧進帳

※2月2日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

日程詳細

2024年2月

123
昼の部夜の部11:0016:0011:0016:0011:0016:00
45678910
昼の部夜の部11:0016:00--11:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:00
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昼の部夜の部11:0016:0011:0016:00--11:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:00

2024年2月

昼の部 夜の部
1
(木)
11:00 16:00
2
(金)
11:00 16:00
3
(土)
11:00 16:00
4
(日)
11:00 16:00
5
(月)
- -
6
(火)
11:00 16:00
7
(水)
11:00 16:00
8
(木)
11:00 16:00
9
(金)
11:00 16:00
10
(土)
11:00 16:00
11
(日)
11:00 16:00
12
(月)
11:00 16:00
13
(火)
- -
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(水)
11:00 16:00
15
(木)
11:00 16:00
16
(金)
11:00 16:00
17
(土)
11:00 16:00

演目と配役

昼の部

河竹黙阿弥 作

一、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場
お嬢吉三

お坊吉三

和尚吉三
     (1日~9日)
     (10日~17日)
     (1日~9日)
     (10日~17日)
     男女蔵

石川耕士 補綴


藤間勘十郎 演出・振付

湧昇水鯉滝

二、鯉つかみ(こいつかみ)
滝窓志賀之助/滝窓志賀之助実は鯉の精
小桜姫
     右團次
     玉太郎

野口達二 改訂

三、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)

八代目市川新之助初舞台相勤め申し候

外郎売実は曽我五郎
大磯の虎
小林朝比奈
化粧坂少将
遊君喜瀬川
遊君亀菊
梶原平次景高
茶道珍斎
梶原平三景時
小林妹舞鶴
工藤祐経
  初舞台新之助
     
     男女蔵
     
     
     玉太郎
     
     
     
     萬次郎
     

義経千本桜

四、吉野山(よしのやま)
佐藤忠信実は源九郎狐
逸見藤太
静御前
海老蔵改め團十郎
     九團次
     雀右衛門

夜の部

一、相生獅子(あいおいじし)


     
     

河竹黙阿弥 作


今井豊茂 補綴

二、慶安太平記(けいあんたいへいき)

丸橋忠弥

丸橋忠弥
女房おせつ
駒飼五郎平
弓師藤四郎
松平伊豆守
     男女蔵
     
     
     九團次
     右團次
   十三代目市川團十郎白猿
三、 八代目市川新之助   襲名披露 口上(こうじょう)

海老蔵改め團十郎
  初舞台新之助
     幹部俳優出演
四、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶
富樫左衛門
亀井六郎
片岡八郎
駿河次郎
常陸坊海尊
源義経
海老蔵改め團十郎
     菊之助
     右團次
     九團次
     
     
     雀右衛門

みどころ

昼の部

一、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)

 節分の夜更け、大川端にやってきた娘姿の盗賊・お嬢吉三が、夜鷹のおとせから100両を奪い取ります。その様子を終始見ていたお坊吉三は、お嬢を呼び止め、その金を巻き上げようとします。争う二人を通りかかった和尚吉三が仲裁すると…。
 黙阿弥ならではの美しく流麗な七五調のせりふを堪能できる名作をお楽しみいただきます。

二、鯉つかみ(こいつかみ)

 近江石山寺に侍女たちと蛍狩りにやってきたのは釣家の息女小桜姫。釣家の滅亡を謀る鯉魚の化身退治を命じられ旅に出ている許嫁の滝窓志賀之助を恋しく思い、志賀之助から贈られた笛を吹くと、どこからともなく志賀之助が姿を現します。しかし、志賀之助の正体は実は鯉の精の化身でした。やがて本物の志賀之助が現れると、琵琶湖での鯉退治に乗り出します。
 早替りや大鯉との大立廻りなど、迫力あふれるひと幕にご期待ください。

三、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)

 遠くに富士山を望む大磯の廓。工藤祐経が、小林朝比奈やその妹舞鶴らを従えて休息しているところへ、小田原名物の外郎売がやって来ます。祐経に評判の早口の言い立てを所望された外郎売は、妙薬である外郎の故事来歴や効能を立て板に水の如く披露しますが、実はその正体は祐経に父を討たれた曽我五郎。祐経への仇討ちの機会を狙う五郎は…。
 このたび、初舞台として八代目新之助が外郎売実は曽我五郎を勤め、早口の言い立てや勇ましい荒事の芸を披露します。曽我狂言お馴染みの人物が勢ぞろいする華やかな舞台です。

四、吉野山(よしのやま)

 源義経の愛妾静御前と義経の忠臣佐藤忠信は、兄源頼朝との不和により都を落ち延びた義経を追って吉野山に分け入っていきます。その道中、静はいつの間にか忠信を見失いますが、義経から賜った「初音の鼓」を打つと、不思議なことに忠信が姿を現します。忠信は義経から拝受した着長を取り出し、兄継信が討死した過ぎし日の合戦に思いを馳せます。しかし、実はこの忠信、鼓の皮に用いられた狐の子で、親恋しさの余り忠信に化けて、静を守りながら鼓とともに旅を続けてきたのです。
 勇壮な戦物語や随所に散りばめられた狐を表す演技など、みどころの多い華やかな人気舞踊を、襲名披露狂言として團十郎の忠信でご堪能いただきます。

夜の部

一、相生獅子(あいおいじし)

 大名家の座敷。二人の姫が優雅な姿を見せて四季折々の様子や、恋に迷う女心を艶やかに舞います。そして、紅と白の獅子頭を手に踊るうち、蝶を追い姿を消します。やがて二人の姫は、獅子の精となって、獅子の狂いを見せるのでした。
 勇壮な獅子を題材にした“石橋物”のなかで最古の作品。優美な獅子の舞いをご覧ください。

二、慶安太平記(けいあんたいへいき)

 四代将軍徳川家綱が治める慶安4(1651)年。江戸城外堀端の茶屋に現れた浪人の丸橋忠弥は、店の酒を飲みほし泥酔の体で、城の濠に石を投げ込みます。実は、軍学者由井正雪の幕府転覆の企みに加担している忠弥は、濠の深さを測っていたのです。しかしその様子を、通りかかった老中松平伊豆守はしっかりと見ていて…。
 幕府転覆を企てた由井正雪の乱を題材にした作品。外堀端での忠弥と伊豆守の様子、捕物の場での激しい立廻りなど随所に見せ場の多い舞台をお楽しみください。

   十三代目市川團十郎白猿
三、 八代目市川新之助   襲名披露 口上(こうじょう)

 舞台上に裃姿の俳優がそろい、一人ひとりよりお祝いの口上が述べられます。十三代目市川團十郎、八代目市川新之助からは、ご来場の皆様へ、このたびの襲名披露のご挨拶を申し上げるひと幕です。

四、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

 平家討伐に尽力しながらも、兄頼朝と不和になった源義経。武蔵坊弁慶ら臣下とともに都を逃れ、一行は姿を変えて奥州平泉を目指します。しかし、義経を捕らえるために幕府が設けた加賀国安宅の関で、関守・富樫左衛門に行く手を阻まれます。東大寺再建のための勧進の山伏と名のる弁慶に対し、それを証明するために「勧進帳」を読むように迫る富樫。窮地に立たされた弁慶は、白紙の巻物を取り出し、朗々と読み上げますが…。
 七世市川團十郎が初演し、これを九世團十郎が洗練して今日まで上演を重ねる歌舞伎十八番屈指の人気作。勧進帳の読み上げ、山伏問答、延年の舞、飛び六法での引込みなどみどころがあふれます。智勇を兼ね備え、主君義経を命懸けで守り抜く弁慶を團十郎が勤めます。襲名披露狂言ならではの顔ぶれがそろう、迫力と魅力に満ちた舞台をご堪能ください。

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