2024年2月1日（木）に開幕した御園座「二月御園座大歌舞伎」に出演中の、市川團十郎、市川新之助が、成田山新勝寺の名古屋栄分院・萬福院で公演の成功を祈願し、御園座前でご挨拶しました。

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　御園座前に集まった大勢の歌舞伎ファンを前に團十郎は、「自分が十代の頃、名古屋で多くの経験を得て、御園座でもさまざまな先輩方から勉強させていただきました。そこでたくさんの感動と刺激を受けましたので、名古屋に育てていただいたと思っているところもございます。思い出のある名古屋で、昼の部は、初舞台狂言として新之助がこれまで磨き上げてきた『外郎売』を、私が襲名披露狂言として昼の部に『吉野山』を、夜の部は、『口上』と『勧進帳』をご覧いただきます。古典歌舞伎を一所懸命に披露したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と、気合を込めて語ります。

　続いて新之助は、「私は御園座に初めて出演させていただきます。昼の部では『外郎売』を勤めさせていただくので、観に来てください」と、笑顔で呼びかけました。このあと團十郎の音頭で、お集まりの皆さんと一本締めをして、締めくくりました。

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　御園座「二月御園座大歌舞伎」は17日（土）までの公演。チケットは、チケットはチケットWeb松竹、御園座ほかで販売中です。