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橋之助、国生が銀座で「祝舞」披露

橋之助、国生が銀座で「祝舞」披露

 

 

 3月29日(火)、東京 東急プラザ銀座のオープニングレセプションで、中村橋之助、中村国生が『連獅子』を披露しました。

 10月・11月に歌舞伎座で八代目中村芝翫襲名披露を行う橋之助と、四代目中村橋之助を襲名する国生が、新しく数寄屋橋交差点に開業する大型商業施設「東急プラザ銀座」のオープニングレセプションに登場しました。

 

 3月31日(木)にオープンする東急プラザ銀座は、「クリエイティブ・ジャパン ~世界は、ここから、おもしろくなる。~」をコンセプトに、伝統と革新が融合する銀座の新たなランドマークを目指しています。施設内6階に設けられた「KIRIKO LOUNGE(キリコ・ラウンジ)」は、伝統芸能や音楽など、多彩な芸術を通し四季折々の美を表現するパブリックスペースとして予定されており、そのお披露目として、橋之助と国生が『連獅子』の後ジテを舞いました。

 

 その名のとおり“江戸切子”をイメージしたきらびやかなラウンジ、約27メートルの大吹き抜けに柝の音が響き渡り、親獅子の橋之助と仔獅子の国生が、今夜は松羽目ではなく、数寄屋橋の夜景を背景に登場しました。長唄の演奏に合わせ、勇壮な獅子の舞を披露。白と紅の獅子の毛振りが勢いを増すにつれ、歓声と拍手が湧き起こり、曲が終わると同時に二人は大喝采に包まれました。

 

橋之助、国生が銀座で「祝舞」披露

 トークに登場した橋之助は、日本の伝統技術を駆使した切子硝子をあしらったスタイリッシュな空間を、「細やかさと大胆さが融合して、まさに歌舞伎のようですね」と賞賛。「歌舞伎俳優も皆さんと同じような生活をするなかで、顔を白く塗り、男が女を演じる演劇がいまだに伝わっているのは、その時代時代にあったものを露出してきたからだと思います。まさにこの空間と同じですね」と、新しい文化発信地と歌舞伎を重ね合わせました。

 

橋之助、国生が銀座で「祝舞」披露

 国生は、東急プラザ銀座のキーワード“伝統と革新”に触れ、「銀座という地も、歌舞伎も、この真逆の二つを共存させていくことが、これからのテーマだと思います。このような綺麗な空間で、父と一緒に『連獅子』を舞わせていただいたことを、今後の歌舞伎に生かしていきたいです」と語りました。

 

 この秋に控える歌舞伎座での襲名公演について、橋之助は「芝翫という名前は、成駒屋にとっても歌舞伎界にとっても大きな名跡。決して私の所有ではなく、父が長く名のった名を、八代目として預からせていただくつもりでおります」と語り、国生も「父の名前を襲名させていただくにあたり、弟の宗生、宜生とも力を合わせ、いただいたチャンスを生かしていきたい」と意気込みました。

 

 襲名を見据えて着実に歩みを進めている二人のパワーが、華々しいオープンにいっそうの福をもたらした華やかな一夜となりました。

 

橋之助、国生が銀座で「祝舞」披露

2016年03月30日

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