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歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」初日開幕
5月2日(土)、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」が開幕しました。
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昭和11(1936)年の4、5月に、歌舞伎座で始まった「團菊祭」。九代目團十郎、五代目菊五郎の功績を顕彰するべく始められたこの公演は、幾度かの中断を経て、五月興行恒例の祭典として、皆様に愛されてきました。
昨年に引き続き第五期歌舞伎座で2度目の開催となる今回は、昼の部では、菊五郎家代々の当り役として受け継がれてきた大役、玉手御前を、菊之助が歌舞伎座で初めて勤める『摂州合邦辻』、名裁きで名高い大岡越前を描き、約14年ぶりの上演となる『天一坊大岡政談』、夜の部では、実際にあった幕府転覆計画をもとに描かれ、立廻りがみどころの『丸橋忠弥』、歌舞伎十八番の一つで、先ごろ復活され歌舞伎座では初めての上演となる『蛇柳』、江戸の華である鳶と力士を活き活きと描いた『め組の喧嘩』と、團菊祭にふさわしく、多彩な演目がそろいました。
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地下2階の木挽町広場では、『め組の喧嘩』で使われる纏(まとい)の小道具と、季節感あふれる五月人形が飾られており、行楽日和も手伝って、たくさんの子どもたちが歌舞伎をまねたポーズで記念写真を撮っていました。
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歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」は、5月26日(火)までの上演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹にて販売中です。
2015/05/02