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歌舞伎座からゆく年くる年

歌舞伎座からゆく年くる年

 1月1日、2010年を迎えた歌舞伎座がNHK「ゆく年くる年」で生中継され、歌舞伎座前での神輿渡御の様子が紹介されました。

 約200人もの担ぎ手が威勢の良い掛け声とともに歌舞伎座正面玄関前で御神輿をかつぐと、その迫力は冬の寒さも吹き飛ばすほど熱気。駆けつけた大勢のお客様も大きな拍手で一緒に神輿渡御を祝いました。

 渡御の後には、鏡開きと大締めの式典が行われました。
 まず、松竹株式会社の迫本淳一社長が、「歌舞伎座は、日本文化を代表する歌舞伎の殿堂として知られておりますが、本日のNHKの放送によって、日本の歌舞伎座は"木挽町の歌舞伎座"であることを、全国、そして世界の皆様に発信できたのではないかと思っております」と挨拶。
 引き続き大谷信義会長より「歌舞伎座は四月のさよなら公演終了後に、新しい五代目の歌舞伎座へ向けて着工することになりますが、地元の木挽町の皆様、銀座の皆様の応援によりまして、五代目の歌舞伎座も皆様に愛される劇場になるようお力添えをお願い申し上げます」と挨拶し、手締めを行いました。

歌舞伎座からゆく年くる年

2010/01/06