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赤坂大歌舞伎が開幕!勘三郎、山田洋次監督が意気込みを語りました
7月12日(月)初日を迎えた「赤坂大歌舞伎」。今回は、三遊亭円朝による落語を原作とした、笑いあり、涙ありの傑作人情喜劇『人情噺文七元結』と、娘の姿をした鷺の化身が恋の苦悩を踊りで表現する歌舞伎舞踊『鷺娘』の上演です。
『人情噺文七元結』では映画界の巨匠山田洋次が、平成19年10月の新橋演舞場における上演と同様、補綴として再び中村勘三郎とタッグを組み、ほろりと心に染み入る演目で観る者を魅了、また『鷺娘』は中村七之助による初の東京公演となります。
初日を前に、公開舞台稽古が行われ、中村勘三郎と山田洋次監督が、公演への想いを語りました。
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中村勘三郎
2年ぶりに、赤坂の街全体で応援してくれるのは、ありがたいし、嬉しいですね。口調は時代劇ですが、考え方はまったく現代劇です。「人間っていいな」と思えるように仕上がっています。夫婦のきずなや親子の情をみてほしいですね。誰にでもわかる楽しい演目ですので、ぜひ観にきてください。
山田洋次監督
「文七元結」はとても大好きな演目です。最初お話をいただいた時は、「名作でもあるし、歌舞伎の台本を直していいのかな」と思いましたが、好きにしていいというので、手を加えました。そして、今回はもっとおもしろくなっています。若者を助けるシリアスな場面から、大混乱があって、めでたく終わる。赤坂大歌舞伎をどうぞ楽しんでください。
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2010/07/15