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「着物で歌舞伎」で賑やかに「新春浅草歌舞伎」
1月20日(土)、浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」で、「着物で歌舞伎」が開催されました。
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着物姿でのご観劇で、劇場も華やかになってより歌舞伎が楽しめると好評の「着物で歌舞伎」。今年は20日(土)の第2部で行われました。若手歌舞伎俳優の奮闘に、同世代のお客様も多い「新春浅草歌舞伎」、歌舞伎と着物に親しみのなかった若い方々にも、日本の伝統文化の魅力を知っていただくことができる好機です。
開場前からロビーには着物のお客様が目立ち、ご来場のお客様全員に記念の手拭いが入った大入り袋がプレゼントされました。着付けお直しのサービスもあり、慣れない着物でも安心して楽しんでいただけるようになっています。正月らしい色鮮やかな着物で場内もいちだんと賑やかに盛り上がって、第2部の幕が上がりました。
華やいだ客席に、「お年玉〈年始ご挨拶〉」の巳之助は、「普段ですと、黒の紋付きに袴を履いてご挨拶申し上げておりますが、本日はお客様方が大勢様、お着物でいらっしゃってくださっているということで、あえてのスーツにしてみました。いかがでしょうか」と切り出し、大きな拍手を浴びました。「こう拝見しておりますと、お着物の方がざーっと座っていらっしゃる景色というのは壮観でございます。うれしいですね。歌舞伎役者としては、お着物で来てくださるというのはありがたいことです」と、言葉どおりの表情の巳之助に、お客様も笑顔で応えていらっしゃいました。
新春の「着物で歌舞伎」は、今年も多くのお客様に、着物も歌舞伎も楽しんでいただけたようです。
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浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」は、1月26日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹で販売中です。
2018/01/20