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歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」特別ポスター公開

歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」特別ポスター公開

 9月1日(日)から始まる歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」の特別ポスターが公開されました。

 秀山祭は、初代中村吉右衛門の功績を顕彰し、その芸と精神を継承していくため平成18(2006)年に始まり、今年で12回目を迎えます。今回公開されたのは、3演目の特別ポスターです。

 

 昼の部『伊賀越道中双六 沼津』のポスターは、呉服屋十兵衛と雲助平作の悲劇の場面。実は親子であった二人が、ようやく立場を明かすも死に別れてしまう悲しい幕切れが、情感たっぷりに表されています。今回『沼津』は、三世中村歌六百回忌追善狂言として上演されます。三世歌六は平作役を得意とし、初世吉右衛門の十兵衛との親子役で、大評判となる舞台をつくりあげたといいます。当代の吉右衛門と歌六が十兵衛と平作を演じるのは今度で5回目。先人を偲ぶ往年の舞台に期待が高まります。

 

歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」特別ポスター公開

 夜の部『菅原伝授手習鑑 寺子屋』のポスターでは、吉右衛門が当り役とする松王丸がどんと構えます。首桶を前に手を振り上げ、黒地の背景に、雪持ちの松の衣裳が美しく浮かび上がり、迫力満点のポスターとなっています。今回、菅秀才を勤めるのは菊之助の長男で吉右衛門の孫丑之助。5月の歌舞伎座での初舞台以来となる、祖父と孫の共演にも注目です。

 

歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」特別ポスター公開

 夜の部『勧進帳』のポスターには、奇数日と偶数日で交互に出演する仁左衛門と幸四郎の二人の弁慶の姿が見えます。『勧進帳』は、弁慶がみせるさまざまな見得、飛び六方での引込みなど荒事の魅力が詰まっており、歌舞伎十八番のなかでも屈指の人気を誇る演目です。平成20(2008)年4月歌舞伎座での上演以来、約10年ぶりとなる仁左衛門の弁慶と、昨年の襲名披露中に回数を重ね深化した幸四郎の弁慶。どちらの弁慶も見逃せません。

 特別ポスターは現在、東京メトロのそれぞれ主要駅に掲出中。ぜひ、ご注目ください。歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」は9月1日(日)から25日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

 

2019年08月28日

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