9月28日（土）、名古屋 御園座「第五十回記念　吉例顔見世」の出演者がお練りに登場しました。

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　名古屋での「吉例顔見世」は、今年で50回を迎えます。記念すべき興行のお練りに登場したのは、片岡仁左衛門、中村梅玉、片岡秀太郎、中村雀右衛門、中村鴈治郎、中村錦之助、片岡孝太郎、中村獅童、中村亀鶴、中村壱太郎、上村吉弥、片岡松之助、中村歌女之丞、中村寿治郎、中村吉之丞の総勢15名。まねき看板が並ぶ御園座の正面玄関に俳優たちが姿を見せると、集まった大勢の歌舞伎ファンから、さっそく熱い声援が上がりました。

　あちこちから寄せられるかけ声に手を振って応えながら、ゆっくりと御園通商店街を練り歩いた一行。この商店街のシンボルでもある「歌舞伎からくり時計」の前で、公演への思いを込めて順に挨拶しました。名古屋の顔見世に初期から出演している仁左衛門は、「年の流れの速さを感じます」と感慨深げに語り、「皆様、お一人10人お連れいただき劇場へ足をお運びください」と冗談交じりに、笑顔で呼びかけました。最後は公演の成功と大入りを祈念する手締めを行い、いよいよ開幕を待つばかりとなりました。

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　御園座「第五十回記念 吉例顔見世」は、10月2日（水）から26日（土）までの公演。チケットは、御園座、チケットWeb松竹ほかで販売中です。