2020年1月24日（金）から2月4日（火）にかけて、南座でイマーシブシアター『サクラヒメ』～『桜姫東文章』より～が上演されます。

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　松竹が寺田倉庫とともに設立したTSプロモート（株）の主催による、イマーシブシアター（体験型演劇）の形式で上演する『サクラヒメ』。観客が物語のなかに入り込んで楽しむことができる新しいスタイルの公演を、日本最古の歴史をもつ劇場である南座で上演する、これまでにない試みです。

　悲恋のために命を落とした前世をもつ主人公のサクラヒメは、歌舞伎の『桜姫東文章』に登場する桜姫をモチーフとしています。この作品では、転生したサクラヒメが五人の男性と出会い、運命の相手を探し出すというストーリーで、新しいサクラヒメの世界を描きます。脚本と演出を担当するのは、国内のイマーシブシアターを牽引するダンスカンパニー・DAZZLEです。

　客席と舞台の境目を取り払い、丸ごと作品の世界と化した1階エリアでは、お客様が好きな場所に移動しながら、俳優たちの演技を目の前でご覧いただくことができます。また2階および3階エリアのお客様には、眼下で繰り広げられるパフォーマンスを観劇し、5通り用意されたエンディングのなかでどれが観たいか、五人の男性のうち誰がヒメと結ばれるべきかを裁決（投票）し、決めていただきます。その日、その回ごとに、物語の結末が変わるマルチエンディングにより、何度観ても楽しむことができるという趣向です。

　劇中には、歌舞伎公演にも関わってきた尾上菊之丞振付の日本舞踊や、サクラヒメを演じる純矢ちとせが、杵屋勝三郎指導のもと披露する三味線など、本格的な和の表現も盛り込まれています。さらに、剣舞やタップダンス、ストリートダンスにアクロバット、そして歌唱と、さまざまなパフォーマンスを融合した圧巻のステージに期待が高まります。これまでにない新感覚の劇場体験を、ぜひ直にお楽しみください。

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　イマーシブシアター『サクラヒメ』～『桜姫東文章』より～は、1月24日（金）から2月4日（火）までの開催。チケットはただいま販売中です。詳細は公式サイトでご確認ください。

イマーシブシアター『サクラヒメ』～『桜姫東文章』より～ 公式サイト