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種之助「ナウシカ歌舞伎夜話」出演のお知らせ

　2月24日（月・休）、歌舞伎座ギャラリーで開催される、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング公開記念「ナウシカ歌舞伎夜話（かぶきやわ）」に、中村種之助が出演します。

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　昨年12月、新橋演舞場で大好評のうちに幕を閉じた、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』。宮崎駿によって描かれた原作漫画「風の谷のナウシカ」全7巻の壮大な物語の世界を、昼の部、夜の部通しの新作歌舞伎として上演するというかつてない試みは、発表と同時に大きな話題を巻き起こしました。

　公演チケットの入手が困難だったことから、より多くの皆様に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』の世界を楽しんでいただこうと、全国の映画館で前編、後編ともに、各1週間限定で上映される「ディレイビューイング」が決定しました。この期間限定の映画館上映を記念して、このたび、歌舞伎座ギャラリーでは「ナウシカ歌舞伎夜話」を開催。2月24日（月・休）には、兄の歌昇に次ぐ第二弾として、物語の狂言回しの役割を担う道化を演じた種之助が登場します。

　近年、立役から女方まで多彩な役を勤めている種之助は、昨年1月の浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」であわせて4演目に出演する活躍ぶり。『戻駕色相肩』の真柴久吉を颯爽と演じ、『源平布引滝　義賢最期』の矢走兵内を快活に、そして、『番町皿屋敷』の腰元お菊では非業の死を遂げる娘の哀切を見せ、『乗合船惠方萬歳』の才造を軽快に踊りました。6月歌舞伎座の『月光露針路日本（つきあかりめざすふるさと）　風雲児たち』では、三谷幸喜が演出した作品に初めて参加し新たな一面を見せると、9月歌舞伎座『幡随長兵衛』の坂田公平では力強さとおどけた表情を見せました。

　新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』では、道化の華やかな衣裳に身を包み登場した種之助。ときにコミカルに道化を演じ、壮大な物語の背景をわかりやすく説明。観客をナウシカの物語世界に引き込みました。今回の歌舞伎夜話では、本作の脚本を担当した戸部和久を相手に、役づくりのエピソードや稽古場での苦労話、新作歌舞伎の面白さなど、ここでしか聞けない話が飛び出すこと間違いなし。詳細は下記をお確かめのうえ、ぜひお早めにお申込みください。

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ナウシカ歌舞伎夜話

―中村種之助―

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■日時

2020年2月24日（月・休）18：30開演（18：15開場）

※約1時間30分を予定

■場所

歌舞伎座ギャラリー

（GINZA　KABUKIZA　歌舞伎座タワー5階）

■入場料

全席指定：3,000円（税込）