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歌舞伎座「十二月大歌舞伎」第四部、当初の配役で開幕
12月9日(水)、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」第四部『日本振袖始』に玉三郎が出演し、当初の配役での公演が開幕しました。
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12月1日(火)に開幕した歌舞伎座「十二月大歌舞伎」。玉三郎の休演にともない、第四部『日本振袖始』は7日(月)まで代役での上演でしたが、8日(火)の休演日をはさみ、このたび9日(水)より、岩長姫実は八岐大蛇を玉三郎が勤めます。
本作で玉三郎がこの役を勤めるのは約6年ぶり。生贄として捧げられた梅枝演じる稲田姫の前に岩長姫が現れ、毒酒を飲み干す場面では、妖艶な雰囲気を漂わせながら見事な舞を披露し、また、巧みに大蛇の本性を垣間見せていきます。菊之助演じる素盞嗚尊が勇ましく駆けつけると、岩長姫が八岐大蛇の本性を現し、大蛇の分身との息の合った動きで緊張感に満ちた立廻りを繰り広げます。古風な魅力あふれる重厚な舞台に、客席からも大きな拍手が送られました。
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歌舞伎座「十二月大歌舞伎」は26日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
2020/12/11