2022年7月4日（月）より上演中の、歌舞伎座「七月大歌舞伎」第一部『當世流小栗判官（とうりゅうおぐりはんがん）』の特別ポスターが公開されました。

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　今月の第一部では市川猿之助が、平成23（2011）年に当時亀治郎として初役で勤めた小栗判官を11年ぶりに演じます。小栗判官の物語は、中世の「説経節」で語られ、近松門左衛門はじめ、歌舞伎や浄瑠璃でも多くの作品がつくられました。昭和58（1983）年には三代目猿之助（現 猿翁）が復活上演し、スペクタクルな演出、起伏に富んだ展開でみどころ満載の舞台は、「三代猿之助四十八撰」の一つとして人気を博しています。

　特別ポスターでは、11年前に猿之助が小栗判官を、市川笑也が照手姫を勤めた際のスチール写真が、デザインを一新してよみがえりました。絵馬から抜け出た天馬に乗って宙乗りする、クライマックスの情景は、初演以来の一番のみどころです。天空高く飛び去る二人のロマンあふれる1枚となりました。エネルギッシュな作品とともに、ぜひお楽しみください。

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　特別ポスターは、現在歌舞伎座ほかで掲示されていますので、ご観劇の際には、ぜひご注目ください。歌舞伎座「七月大歌舞伎」は、29日（金）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。