2023年1月2日（月・休）に開幕する歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」第三部『十六夜清心』の特別ポスター、告知動画が公開されました。

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　令和5（2023）年は、歌舞伎座新開場十周年の記念の年。その幕開きである1月公演には、没後130年を迎える名作者・河竹黙阿弥の作品が各部に並びます。第三部には黙阿弥の人気作の一つ、『十六夜清心』を、情趣あふれる清元の音色が印象的な「稲瀬川百本杭」から、清心、十六夜、白蓮という三人の人間模様が複雑に絡み合う「雪の下白蓮本宅」までを、通しで上演します。

　このたび公開された特別ポスターには、松本幸四郎勤める清心、中村七之助勤める十六夜、清らかに愛し合う二人が手を合わせて寄り添う姿が写し出されます。寺を追われる身となった僧・清心と、そんな清心を追って廓を抜け出てきた遊女・十六夜が覚悟を決める序幕の一場面です。その艶やかな美しさとともに、これから二人を待ち受ける数奇な運命に思いを馳せずにはいられない、奥行きを感じるビジュアルです。また、情感漂う告知動画も公開中です。

　月夜に照らされる二人の美しい心中の場面から、黙阿弥らしいドラマティックな展開を久しぶりに通し狂言として上演する『十六夜清心』の特別ポスターと告知映像を合わせてご覧ください。

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　歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」は1月2日（月・休）から27日（金）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。