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超歌舞伎、12月歌舞伎座で上演決定

超歌舞伎、12月歌舞伎座で上演決定

 

 2025年12月、超歌舞伎が歌舞伎座で再び上演されることが発表されました。

  令和5(2023)年12月、歌舞伎座に超歌舞伎が“初降臨”し大きな反響を呼んだのは記憶に新しいところです。初音ミクの代表曲「千本桜」の世界観と、義太夫狂言三大名作の『義経千本桜』の世界観を織り交ぜた『今昔饗宴千本桜』は、超歌舞伎の第一作目として記念碑的な作品であり、再演のたびに演出が進化してきました。

 

 5月24日(土)と25日(日)には、大阪・関西万博で超歌舞伎〈CHO-KABUKI〉Powered by IOWN『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』が上演。NTTによる次世代情報通信基盤「IOWN」を使用し、大阪・関西万博会場と海外(台湾)を接続して台湾の伝統芸能「官将首」と、大阪・関西万博の出演者の動きが一体となる国境を越えた新たな演出を加えた、万博ならではの超歌舞伎が開催されました。

 

超歌舞伎、12月歌舞伎座で上演決定

 

 台湾と大阪をつなぐかつてない大迫力の立廻りに場内は大盛り上がり。中継が結ばれた台湾会場も大盛り上がりの様子で、ペンライトの光が大阪・夢洲、台湾の両会場を埋め尽くし、海を越えたコラボレーションを見せました。佐藤忠信を勤める主演・中村獅童の「数多の人の言の葉と桜の色の灯火を」のせりふとともに、舞台画面上を埋め尽くすニコニコ生放送のコメントと、会場のペンライトの光量を反映した桜色の灯が輝くなか、初音ミクの「千本桜」で盛り上がりは最高潮に。獅童の長男・陽喜、次男・夏幹も元気よく舞台を駆け回ります。

 

 カーテンコールでは、獅童が「2025年12月、東京・歌舞伎座で待ってます!」と歌舞伎座での「超歌舞伎」が12月に上演されることを告げると、会場からは大きな歓声が響きました。歌舞伎座に再び降臨する超歌舞伎にご期待ください。

 

 公演の詳細は決まり次第、公演情報でお伝えしますので、どうぞご期待ください。

2025/06/16